飯豊山無事下山後、
雨で冷えスリップで汚れ汗まみれになった身体を温めようと
近くの国民宿舎 飯豊梅花皮(かいらぎ)荘に寄ってみたのですが、
ボイラー掃除期間でお休み。
しかたなく、立ち寄り湯を探したところ
道沿いに「マタギの館」を発見。
ここ西置賜郡小国町小玉川地区は「マタギ文化」を
伝承する活動をされているエリアのようで
こちらは正式には「マタギの郷交流館」という施設。
いつ出会すかわからない熊の生態を勉強できるかなと
学習意欲を抱いて入館。
展示スペースのツキノワグマ剥製
展示場は2Fで見学料は無料。
1Fは地産土産ショップとレストラン。
マタギ関係の展示物見学後コーヒーブレイクしながら
お店のスタッフさんに
近くに立ち寄り湯がないか尋ねると、
周辺の温泉宿を何軒か丁寧に教えてくれました。
もう今夜は風呂に入ってゆっくり和みたいなぁ…という想いが湧き
薦めてくれた民宿に連絡を取っていただいて、
1泊2食OKの回答…ラッキー!!!
美味しく熱いコーヒーをゆっくり飲みながら、
山岳写真集を眺めて時間調整後、4時頃その宿に到着。
場所は先ほど訪ねた国民宿舎の奥に位置し
宿の向かいには稲穂の実った水田がある
THE にっぽんの里山…といったいい感じの景色。
母屋でチェックイン後、別棟の建屋に案内され
今日は他にお客さん無しでお風呂も独り占め
無事下山の充実感とともにハッピーな時間を過ごしました。
客室から田んぼの向こうに飯豊連峰がみえる宿
夕食はほぼ全て自家製の食材でご当地グルメを提供され、
家の方とお話しながら美味しくいただきました。
この宿の大将は現役のマタギを生業とされているとのことで
居間に熊の毛皮が吊るされていました。
居間のツキノワグマ毛皮
翌日も朝風呂をいただき疲れもかなり癒えました。
チェックアウトの際、女将さんが
茸飯の弁当と自家製の卵のお土産を
用意していただき恐縮至極。
いつかもう一度お世話になりたい…
と思えるホスピタリティ満点の温かい宿でした。
国道に向かう道沿いの田んぼにはマタギの郷らしく
何体ものマタギ案山子が猟銃をかまえ並んでいます。
昨夜の夕食時、私が
「人里までクマが降りてきませんか?
最近は各地でクマが住宅地に現れて襲われるニュースも多いけど…」
と尋ねると、大将が
「ここら辺のクマはちゃんと教育しているから大丈夫!」
と説得力ある回答をいただいたのを思い出しました。
運転者から見るとスナイパーに狙われているような
位置関係になってしまうのですが、このポーズ
ツキノワグマの人里侵入抑止に相当有効なんだろうな。
蓑を身に着けるマタギ案山子
さて帰路は1日かけて、日本海側に抜け、
新潟・長野経由で帰ります。
途中、長野道の姨捨SAで休憩。
レストランやショップの建物がリニューアルされ
すごく綺麗になっていました。
そして千曲市を見下ろす夜景はいつ来ても
いいねナイスビュー!
姨捨SAからのナイトビュー




