北海道の十勝岳にアタック。
下界は薄陽が差していて天候回復を期待したのですが、
登山口の望岳台(標高 930m)迄上がると山は雲の中。
望岳台からの登山コースは大正時代の噴火時の
火山泥流の跡をたどるルートとのこと。
霧はかかっているが300mくらい先迄の視界は効いて、
風も微風、火山ガスの匂いもなかったので躊躇なく出発。
熊撃退スプレーは身につけているものの
鬱蒼とした樹林帯歩きでもなく
霧中とは言え見通しの効く開けたルートなので
カムイと鉢合わせする心配も少なくリラックスして歩きます。
十勝岳避難小屋
立派な避難小屋の先からは少しタフな急登の岩稜でしたが
三点支持しながらクリアー。
蒸気があがる火口を覗くルートは少し硫黄臭かったけれど
火山ガスに阻まれることはは無くラッキー。
外輪山の尾根まで登っても
目指す頂上は変わらず雲に隠れたまま。
靄のかかる火口の淵の火山灰の道を
石に塗られた黄色のペンキガイドを頼りに進みます。
グラウンド火口を覗く
出発から3時間程で十勝岳の頂に到着。
腹ごしらえしながら景色を満喫したいところですが、
スモッグ状況に変化なく遠望は臨めぬうえ
雨も降り出しました。
十勝岳山頂(標高 2,077m)
天候が良ければ美瑛岳方面を周回したいところでしたが、
今回は登りと同じルートを戻ることにしました。
下りでは雨水が火山灰の泥に染み込み
ツルツルな粘土状になってスリップ注意!
膝を曲げてゆっくりゆっくり慎重な下山。
霧と雨の中、6時間の山歩きでした。
下山後、麓の大雪山白金観光ホテルさんの
綺麗なお風呂にたちより雨で冷えた体を温めました。
今回の登山、
ベースキャンプは美瑛市の運営する白金野営場。
天気が不安定そうだったのでテント幕営ではなく
宿泊キャビンを選択。
キャンプ場内の三角屋根の宿泊キャビン
小屋にはキッチンシンクやトイレはないけれど照明灯があり
三角屋根の高い天井の下、
ゆったりと山歩きの疲れを癒しました。



