祝V8・日馬富士関 | クローリングモンキーのたわごと

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諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

大相撲 名古屋場所千秋楽。
日馬富士関やってくれました。
昨年九州場所以来の本場所優勝!
おめでとうございます。


(From NHK‐G)

遡ること4ヶ月前、春場所千秋楽結び、

日馬関が大横綱を破れば
綱取り目前の大関稀勢の里寛関と白鵬関との
優勝決定戦になると
全ての大相撲ファンの期待が高まる状況で…

大横綱がまさかの立会い変化!?
一瞬で勝負がついたあの日…

白鵬関も浪速ファンからのブーイングに
さらされ涙のインタビューとなりましたが、

八角理事長に
「日馬富士の立会いもいまいちではないか」と評され、

5月場所もまた四つに組んだ末の
力負け惨敗を喫した日馬富士関。

ケガと戦いながら臥薪嘗胆の猛稽古の
日々を送っておられたもの
と拝察します。

小生も日馬関の悔しさにいささか感情移入して、
この7月場所中は御百度踏み風ジョギング等して
願をかけておりました。
それゆえ、この度の幕内最高優勝は
たいへん嬉しいのであります。

好敵手の鶴竜関、琴奨菊関が怪我休場というラッキー
もありましたが、
今場所を振り返ると…

9日目に、
本人曰く「いつも楽しみにしている対戦」という
すばしこい嘉風関との一戦に、
やや相撲をエンジョイし過ぎて
肩透かしを喰らってしまう、しかしここから反撃…

10日目以降は、
高安・逸ノ城・魁星・稀勢の里・豪栄道・白鵬に完勝

日々高まる気迫とスピード、
そしてここぞのタイミングの集中力は
神がかり的と感じました。

これまで日馬関は前半戦で取りこぼし
金星配給が多いこともあり、

V37の白鵬関が最強横綱であるのは間違いないし、
NHK相撲解説 北の富士さんが
日馬富士は安定感がないと評されるのも
否定はできませんが、

今場所の最後の一番
大横綱と真っ向勝負、

低い姿勢の立会と差手争い
目にもともらぬ速さの巻き替え後の
思い切った寄り切りで白鵬関をくだしての優勝は、

幕内最軽量級で網を張る
日馬富士ファン冥利に尽きる瞬間でした。

船岡アナからの優勝力士インタビューでは、
相変らず愛すべきたどたどしい受け答えながら、

「皆さんに勇気と感動を与えられる相撲を
取り続けられるよう頑張ります」
のフレーズで締めてもらい
めでたしめでたし。

そして、伊勢ケ濱部屋
照ノ富士関も角番脱出、
宝富士関は大横綱キラーとして敢闘賞、
誉富士関も再入幕を伺える好成績と
嬉しい場所になったことでしょう。

来場所は、
安美錦関のアキレス腱の完治で復活してもらい、
言わずもがな日馬関も東の筆頭横綱としての
連覇V9を祈願しながら秋場所を楽しみに。

加えて、先場所あたりからの
取り組み前の仏像的スマイルに覗える
達観したような強い精神性も備わった
稀勢の里寛関の横綱挑戦も
期待いたしましょう。