青虫飼育記 | クローリングモンキーのたわごと

クローリングモンキーのたわごと

諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

近所のスーパーで購入した
おつとめ品半額のサラダ菜。

水洗いしていたら
中から青虫が出てきて
排水口の籠の中で
水道水に打たれながらも
くねくね蠢いていました。

そのまま生ゴミに出すのも胸が痛み、
いっとき面倒を見ることにしました。

これも何かの縁、
青虫=モンシロチョウの幼虫
という固定観念の下
成虫になるまで成長を
見届けようと…。

3日たった日、青虫が
なにかを求めて盛んに動き出して
半日程で大人しくなったかた思うと

入れてあった固いキャベツの芯に
ぶら下がって口から細い糸を吐きながら
動かなくなり蛹に変態。

それから1週間過ぎ、
色も緑から焦茶色部分が増え
羽のような形もうっすら見えます。


蛹化した幼虫

昆虫図鑑によると
モンシロチョウは蛹化して
一週間くらいで羽化する…と書いてあったので
あわよくば羽化の瞬間を観察できるかもしれないと
もう少し待ってみることに。

更に3日、
やっぱり羽化までは難しかったかな
と思って就寝した翌日未明…

一匹の小さい蛾がペットボトル拵えの
カゴのなかでじっとしていました。

くすんだ斑模様の羽色、
これはモンシロチョウではない。。


羽化した蛾

羽の紋様と体長などから類推すると、
これはヤガ科のヨトウガの仲間。

沢山の種類があり幼虫の特徴も
いろいろバリエーションがあるようです。

ヨトウガは夜盗蛾と表記し、
幼虫が夜間農作物を食い荒らすことで
命名された呼び名のようで、

憎たらしい生き物を飼育してしまったと
後悔しきり。

成虫はじっとしたまま動かないので
健全な羽化に失敗したかもしれない
このまま助からないなら
土に返してやるかと思いきや、

日が暮れて夜の帳が降りる頃
昼間じっとしていた態度が一変、

籠の中でバタバタ活発に動き出しました。
夜行性がかなり分かり易い。

農作物の食害生物かもしれないとはいえ
せっかく拾った命、
殺生する気にはなれず、
夜の闇に解き放しました。

きっと子育て中の燕の餌にでもなるだろうと…

けだし生き物の生命力に感心させられた
この2週間でした。