燃え尽きたアイソン彗星 | クローリングモンキーのたわごと

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諸行無常なれど素敵なことが
溢れたるこの広い世界。
日々の由無しごとを
普遍的な好奇心をもって
徒然なるままにつぶやきます。

思い起こせば、1997年の3月、
志賀高原横手山の陽坂で幕営したのですが、

この時冷たく澄んだ空に肉眼でも捉えられた
ヘール・ボップ彗星は感動的でした。

公転周期は2500年だから、
あれは生涯一度の観測だったんです。

そして、あの時以上に期待の大きかった
片道切符で二度と会えないほうき星アイソン。

日の出時刻もだんだん遅くなっていくこの時分の朝、
近日点を越えた後も生き残っていれば
尾を引いた素晴らしい姿をみせてくれたのでしょうが、
太陽の焔に焼かれ燃え尽きてしまいました。

恐れずに生きていける彗星のように燃え尽きたい…
「青い船で by Yuming」のこの歌詞…☛いいですね。

VOYAGER/松任谷由実

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ところで、
地球に図り知れぬ恵みを与えてくれる太陽ですが、
その活動に気になる異変が起こっているようです。

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日の出 12月8日 6:56

最近の観測では、
黒点の数に現れるその活動の強弱の周期である11年が崩れ
長くなりつつあることが確認されているようです。

通常の周期で行くと
昨年から今年に活動の極大期になるはずなのですが、
黒点の数が少ないまま、極小期に近い状態のままだとか。

そこで、地球への影響ですが、

太陽から地球への光のエネルギー量の変化は
活動の大小には大きく影響しないことが分かっており、
実は太陽活動の異常は雲の生成にインパクトを与えるそうです。

というのは、
太陽の活動が衰えると、
太陽のつくる磁場がバリアになって跳ね返されている
宇宙線が地球に多く降り注ぎ、

これが大気と反応して微粒子をつくる‥
微粒子が核になって水蒸気を集めて雲になる‥
雲の発生が増大することよって日照時間が減る‥

という因果関係だそうで
地球が寒冷期に向かうという予測もあります。

実際 西暦1600年代には70年間ほどの極小期が続き
地球が寒冷期となった記録もあり、
日本では元禄時代 桜の時期が10日ほど遅くなり、
平均気温も2度ほど下がったという研究もあるとのこと。

まあ、氷河期が再来するわけではないですが、
もし、寒冷期が訪れたら
温室効果ガスによる温暖化との関係はどうなるんでしょう?

‥なんて漠然とした疑問しか浮かばないのが情けないですが、

『今朝は少し寒いねぇ』
というくらいの日常の挨拶ができる毎日が
ちいさくも一番の幸せでしょうか。