魔法のスプーン | モンキーアイランド

モンキーアイランド

モンキー 38才 ゲイ。

partnered (4年目)

40前の揺れやすいお年頃

先日、新宿の

あるショップに行きました。

あれはもう4年前ですね。

当時付き合っていた彼が

コートを買った店でした。


そこでびっくり。

当時の店員さんがまだいました。

向こうは覚えてないでしょうが・・・。

すごく初々しくて、

『ちょっと挙動不審だね。』って

笑いものにした店員さん。

なんか堂々としていて、

オーラがありました。

僕も、その少し後から、

別の店に立つようになるのですが・・・。

変わるものですね。人って。

僕もお客さんからは

そう見えてるんでしょうかね。笑。


彼とは、別れた今でも

時々連絡を取り合う仲ですが、

無性に彼と話したくなりました。

でも、こんな事言っても

仕方ないですよね。苦笑。

心にしまいました。


それがきっかけなのか、

今日の仕事中、

急に思い出したんです。

『スプーン』




--------------------彼の日記より


どんなにケンカしても

仲直りできる魔法があるとして、
その魔法の言葉が

「スプーン」だったとしたら、
なんとなく素敵です。
スプーン!
それに形がいいですよね。
まるっとしてて、へこっとしてて。
いいよ、大丈夫だよ、って

言われてるみたいです。
でもよく見るとたくさん傷ついていて、

なんか愛せます。

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僕らは、背中を抱くように

重なり合って眠る事を

『スプーンする』と言っていました。

彼の好きな小説の中で出てくる表現です。

なんか情景が浮かんできませんか?

引き出しの中で重なり合うスプーン。

ぴったりと、整然と。静かに。


あの頃にはもう戻れないし、

僕はちょっと擦れて、

ずるくなっちゃいました。

でも、あの時の気持ちは案外リアルに

覚えていたりします。

このあと何人かと付き合ったけど、

誕生日は忘れられたかもしれないけど、
時々会うと、必ず憎まれ口たたいてくるけど、

けど・・・


『スプーン』


起こるはずのない

奇跡を考えてしまいました。笑。

今は孤独すら

ちょっと愛おしい気分です。

静かな生活を楽しみたいです。


ということで、初日記。

最初から懐古調でどうなる事やら・・・。

これからよろしくお願いします。