事故の瞬間、覚えている事を書かせてもらいます。
お昼休憩の前に雨が降るかもしれないという事で養生のためにブルーシートをかけようと思い両手で持っていって一瞬強風が吹きシートがめくりあがり視界が奪われ身体がふらついて片足をつけて踏ん張ろうとした瞬間、バリッと音が聞こえて物凄いスピードで下に吸い込まれていく感覚でした。
私が足をついた場所は灯りとりといってプラスチックの素材の屋根でした。しかも屋根というのは鉄骨が横向きにあるのに対してクロスするように貼ります。鉄骨の所ならまだ強度がありますけど鉄骨と鉄骨の間は何もなく強度がなくそこに足を置いたら簡単に割れますよね。
そう、私は屋根屋として一番やってはいけない、一番危険な所に足を着いてしまったわけです。