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目を覚ますと眼前に海が広がっていた。
ん、蒸し暑い・・・風がない・・・。
隣にP氏がいる。そう電車の中だ。


僕は東海道本線に乗っていた。今回の旅でこの区間が一番印象的だった。
クーラーが弱いのだ・・・外の気温は40度近くあり、日差しも強い。
だが、完全にクーラーの温度設定が高いのだ。。。
つらい。。。隣に座っているP氏のイライラ感もひしひしと伝わってくる。
僕らの『青春の18切符の旅』は始まっていた。


P氏とは7:00前に品川で待ち合わせていた。
その時間に家から品川につくためには5時に起きなければならなかった。
前日に『青春の18切符』を準備しこの日に備えていた。
が、『青春の18切符』一つ注意しなければならないのはJR路線しか使えないということだ。僕の最寄りの駅は私鉄なので『青春の18切符』が使えない。幸いPASMOを持ち歩いていたので、切符を買わないで済んだw
切符を買う習慣なんて当の昔になくなっていたので、危なく時間ロスをするところだった。
無事時間通りにP氏と合流できた。

品川から京都までの鈍行での道のりとしては、
品川→平塚→熱海→興津→掛川→豊橋→大垣→米原→京都となった。

むむむ、東海道本線のみなのに乗り換えが多い。。。だいたい1時間くらいおきに乗り換えになる。
ゆっくり寝てる時間はないようだ。P氏とはいろいろ話が尽きなそうなのが唯一の救いだった。
熱海あたりまでキャッキャしながら順調に電車の旅を楽しんでいた。。


問題は東海道本線が静岡県に入ってからだった。弱冷車両に乗ってはいない。
だが、クーラーが弱かった。今回の旅を通してわかったのだが、静岡県のみ電車内のクーラーが弱い!静岡県民の我慢強さにリスペクトした瞬間だった。
暴動が起きないのが不思議なくらいだ!
中部電力の節電エリアなのか。。。P氏のイライラオーラも伝わってくるので会話も減る。

とりあえず、ひたすら寝ることにした。果報は寝て待てというし…


【浜松】
静岡県西部にある政令指定都市。
浜名湖のウナギが有名で、浜松のお土産といえば夜のお菓子「うなぎパイ」が有名。


お昼ごろになり、昼食はどうするという話になった。
せっかくなのでご当地で有名なものを食べたいという話になり、
ちょうど浜松近くだったので、ウナギを食べることに決まった。
スマフォで調べると、いっぱい出てくる。。。
んーどこがいいのか。。暑さもあり調べるのがおっくうだったので、
どこのお店がいいか、静岡県に住む知人に聞くことにした。
「どこかおすすめのウナギのお店ある?」すると帰ってきた答えは・・・
「んーどこの店入っても一緒よwww」・・
なるほど。。。貴重なご意見をいただき、駅近の九浜というお店に入ることを決意。
今年はウナギの価格が高騰しているので、まぁそれなりの値段はしたが、満足できる味でよかったw


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おなかも満たされたので、再び電車で京都へ向かう。
昼食に時間をとってしまったので、スケジュールからちょっと遅れて京都に到着。
目的の『伏見稲荷大社』へと向かう。。


【伏見稲荷大社】
京都府伏見にある、全国約30,000社あるお稲荷さんの総本宮。
稲荷山には信者から奉納された約1万基の鳥居があり、
特に千本鳥居と呼ばれる所は狭い間隔で多数建てられ名所となっている。


JR稲荷駅に降り立つと、駅の構内から神社っぽい雰囲気になっていた。
改札も鳥居っぽい。。。演出が素敵に感じられた。
「外国人がおすすめする日本のスポットNO1に選ばれました」的な垂れ幕がかかっていた。確かに不思議なスポットではある。


周りを見渡すと外国人観光客が多い!!垂れ幕に偽りがないことは分かった。
本殿に向かう途中のお店でウズラのカバヤキなるものを発見。
P氏が購入し、一口もらう。。。予想外においしい・・・・w
たこ焼きが200円で売っていた。お!安いやん。ちょっと食べてみるかと購入。
1つ目を食べる。ん?あれ、タコはいってないやん。入れ忘れカナ?
2つ目、3つ目、4つ目を食べる。ん?あれ、タコはいってないやん。
結局タコなしたこ焼きであった。もう…たこ焼きじゃないよね。


そして境内へ・・・
昔からお稲荷さんにはお願いしちゃいけないという話を聞いてきた。
狐の神様は見返りを求めるからと。なので僕の中では怖い存在であった。
まぁ、神様の使いなので怖いことはないとは思うが…
お狐様の銅像を見るとどうしても萎縮してしまう。
なので、お願い事はできないなぁとか、P氏そのような話をとしながら境内を散策していた。




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そんな話をしていたからだろうか、自分の不注意なのか。。。

ここでも問題が発生する!
それは『千本鳥居』の入口付近で写真をとっていた時だ。
外国の方が写真をとっている。ひとがはけるのを待っていると、
その人たちがどうぞって譲ってくれた。
お!いい人だと思い、ついでに「テイクアピクチャープリーズ」ってお願いしてみた。

その瞬間・・・僕のカメラが・・・ガシャン・・・え・・・ぁれ。。
カメラが地面にころがっていた。。。

でも親切な外国の方に心配をかけるわけにはいかない!

「OK!OK!。。P氏カメラ貸して!これでプリーズ。」で写真を撮ってもらった。
そしてカメラを確認。。うん、電源はいらないね・・・壊れてるね orz
これが、後々さらに問題を引き起こすとは誰も思っていなかった・・・

カメラが壊れたことにテンションを下げつつも、『千本鳥居』を楽しんだ。

なので、これより先の画像はP氏提供画像です。


鳥居の道が2つに分かれている個所がある、左右どっちに行こうか。直感で右を選んだ。
すると、知らないおじさん?おじいさん?が後ろから声をかけてきた。

「君たち正解だよ!」。うわっ、チョイびっくりした。


右の鳥居からはいって幸せを受け、左の鳥居からでて幸せを持ち帰るそうだ。
※ここら辺の会話の内容はあいまいです。。。
そして、いろいろ千本鳥居の説明をしてくれた。なんかこういう出会いっていいよね。その説明の中で「・・・・2時間くらい」。ん?え?
「ここから上まで歩くと2時間くらい」ん?上ってなに??ここくぐってゴールじゃないの?
どうやら稲荷山を登って参拝するコースになっているようだった・・・
しかし鈍行の旅だ。時間が足りないwということで、稲荷山の登山はあきらめて宿へ戻るっことに即決した。

目的の鳥居がずらりと並んだところは通れたわけだし満足していた。
ここは本当に異次元につながっているような雰囲気を醸し出している。
ずらりと並んだ鳥居は圧巻だった。一見の価値はある。
鳥居にはそれぞれ企業名が書いてある。会社が成功するようにと願掛けで設置されたものだろう。
そのような鳥居をくぐっていると人の欲望の中を歩いてる気がしてならなかった。


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画像提供/P氏


【大文字焼き】
京都の夏の夜の山に浮かび上がる大の文字。
正確には「大文字焼き」ではなく「五山の送り火」というらしい。


この後は京都から兵庫まで、ひたすら電車に乗って揺られるのみだった。

あ、京都を出る前に京都タワーへ行ってみた。特に上ることはなかったが。。。



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画像提供/P氏


京都から出発する際に、「京都って言ったら『大文字焼き』だよね」という話になった。
「やってる期間ってあるよね」とか「お盆も終わってるしもうやってないよね」とか話していた。
また、たまたま前日に福知山の花火大会の事故があって、「もしスケジュールぶつかってたら大変なことになってたよね」など他愛もない話で電車内の時間をつぶしていた。


たまたま、ぼけ~と電車内の窓から外を眺めていると、何か光っているのが見えた!え!まさかの?『大文字焼き』www見れるとは思っていなかったので、得した気分になった。電車の中からだったので写真は取れなかったが、P氏が必死に撮ろうと頑張っていたw予想してない出来事が起きるのはうれしい。何かの縁を感じてしまう。


そして豊岡に到着。この街は野生コウノトリの生息地らしい。
コウノトリの看板がいたるところにみられた。
また、温泉街としても有名らしいが、到着した時にはすでに0時を過ぎており、
宿にチェックインして、すぐに就寝した。