すごいやだ。

どいつもこいつも馬鹿ばっかりで腹が立つ。

いやだいやだ。見ていたくないよ。


二人が仲良くしてるのは良いの。

その中に一緒に混ざって楽しめるから。

だけどそんなに内輪ネタばっかりじゃまわりが着いていけないよ。

どうしようもなく嫌になったから坊の手引っ張った。

そしたらティモが「ハルちゃん今日はばいばいなの?」って優しく声を掛けてくれた。

それが尚更自分の勝手具合を自覚させられて、もっともっと嫌になった。

だから「ごめんなさい」って精一杯の笑顔で言った。

ティモも笑顔で「じゃあまた今度ね」って言ってくれた。

嫌になって嫌になって、早くその場から立ち去りたかった。

逃げてきた。

坊に泣きついた。

悪いのは私なのに坊は何も言わずに一緒にいてくれた。

ちょっとダルそうだったけど。

引っ張ってきちゃってごめんね。

私の自己嫌悪に巻き込んでごめんね。

ありがとう。だいすき。

だいすきだいすき。




だけどねわたし、ほんとうはネズとじゃなくて、坊とあそびたかったんだよ。


坊は意地悪言うけどさ、ほんとうはネズより優しいよね。


ただただ愛想振りまいてるだけのネズの優しさは、優しさじゃないよ。