10年以上毎年、定時制に来ている生徒さんに3年次(4年制夜間定時制)になぜ定時制に来たのかをヒアリングしている。
8割は不登校経験者。理由は、友人関係・先生との関係・勉強についていけない等がきっかけである。でも、よくよく定時制の生徒さんにその状況を聞いていくと誰もが経験することであった。その経験に対して、どう感じ、どう対処できたか、どんなアドバイスを得たか、読書・漫画、アニメや映画、音楽、学校以外の人との会話からどんなヒントを得ることができたか。それに対して、どう行動できたかでその後の人生が変わるように思う。
一人でどうにかできた子は稀有。友人の力を借りて、親の力を借りて、保健室・支援室のサポートを受けて…立ち直るきっかけを得られた生徒はすごく恵まれていたのかもしれない。と思ってしまうくらいの現日本の不登校の生徒数である。
定時制生徒の不登校からの復活、劇的変化には本当に感嘆させられる。これは、今不登校で悩んでいる子たちにぜひとも知ってほしい。変わるチャンスは必ずある。現状から抜け出せるチャンスはある。だから、以下は死守して欲しい。
(1)朝きちんと起きて、夜きちんと寝る生活。夜更かししない。
夜更かしではなく、昼夜逆転の生活になってしまうのであれば、
病院へ行ってみることを勧める。病気が原因の場合もあるのだ。
病気であるならば、それを受け入れた将来設計をし、それに
向かっていけばいいのだ!!
(2)勉強を頑張る。
漢字ドリルでも、計算ドリルでも良い。英単語の暗記でも良い。
興味のあることを追求することでも良い。
将来の選択肢を広げるためにも、勉強は大事!
(3)人との会話の機会を作る
親と話すのが難しい時もある。でも、人と目を合わせて話す機会を
しっかりと作ってほしい。
この3つをしっかり守っていられれば、機会は来る。
今は苦しいことも多いと思うけれど、誰もが通る道であったりもする。深刻なケースももちろんある。そこをきっちり聞いて、対応してあげる大人が必要である…というのは、定時制での進学就職支援14年目の私が日々感じ、制度化したいと思うところである。
以下、MSN で見つけたおすすめの記事。
【「小中学生の不登校が過去最多」誰がなってもおかしくない時代に親ができること】
http://a.msn.com/0E/ja-jp/AA13RbVY?ocid=se
令和3(2021)年度の不登校の小学生と中学生は合計で約24万人と、前年度より5万人近く増えている。[令和4(2022)年10月に文部科学省が公開した調査報告(※1)]
※1 文部科学省|令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について
https://www.mext.go.jp/content/20221021-mxt_jidou02-100002753_1.pdf
不登校には複数の要因が重なっていることも多い。が、今回の調査では理由のトップは「無気力・不安」で、約半数の子が該当。
病気やケガ、経済的理由、新型コロナウイルスの感染回避を目的として出席しなかったケースをのぞいた「不登校」の子は、小学生が約8万人と中学生が約16万人、あわせて24万人。前年の令和2(2020)年度と比べても約4.9万人と25%も急増。過去最多。