2014年の不登校の小中学生は12万2655人と過去最多を記録。
小学校は255人に1人、中学校は36人に1人。
中学校は、クラスに1人はいるということだ。子どもの数は
減っているというのに…これってかなりすごいことだと思う。
なぜ学校に行かないのか、行けないのか。語彙も乏しい小中学生
にその理由を話させるのは困難だと思う。言ってくるのをただ
待つのではなく、上手く会話の中から聞きだすことが重要だ。
学校の問題なのか。家庭の問題なのか。それとも…。
定時制高校生の多くは小中学校時代に不登校を経験している。
なぜ不登校だったのかを聞いているが、不登校を脱した本人たち
の話からすると、特にすごいという事例はまだない。学校に
行かなかったのは何かに対する防御反応だったのではないかと
思う。無理して学校に行っていたら、事件に発展したのかも
しれないと時々思う。
不登校から立ち直ったきっかけの多くは、中学卒業後の進路を
決める時に、担任や親等から定時制高校の紹介があったことも
大きい。が、本人が何より”このままじゃだめだ!”と思っていた
ことが共通点だ。
本人がダメだ!変わらなきゃ!と思えるように、そっとしておく
時、アドバイスすべき時、何か目的を一緒に見出してあげるべき時
等々いろいろ経ての『不登校脱出タイミング』だったように思う。
居心地よい環境を与えすぎず、甘やかしすぎず…でも、いつも
見守っていることを伝えつつ、でも、いつかは一人で生きていかない
といけないという現実も伝えていく。
不登校で家にこもっていても、10代20代はまだ可愛いけれど、
30代過ぎると、守ることより、自立させることを考えないと
親も子どもも共倒れだ。30代になってから、家という守られた
環境から社会へと環境を大きく変えなくてはいけなくなるのは
かなり厳しいと思う。
本人のためにも、早い段階で学校に戻れる策を考えることだ。
転校だって良い。定時制等環境を変えるのも良い。
事が重大になる前に早めに。その潜在が12万2655人だという現実。
【小学生の不登校率、過去最悪=2年連続で増加―学校基本調査】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000104-jij-soci