18世紀に活躍した思想家ジャン=ジャック・ルソーは、
『子供が欲しがるものを何でも与えることは、確実にその子を
不幸にする。』と言っている。
大人でも子どもでも共通だと思う。
努力することなく満たされる環境は人をダメにしてしまう。
学校に通いきって、悩みながら進路を決めて、進学・就職して、
会社に入って、いろんな苦しいことを乗り越えて、
『石の上にも三年』。その先に本当の苦しさの意義を知ることに
なるのだ。ああ、このための苦しみだったのかと。苦しむこと、
悩むことの大切さを知るのだ。
定時制の子たちには、最低でも3年頑張って1か所で働きなさい!
(そのためには、慎重に会社を選ぶことがもちろん、大事)
でも、定時制という事に対する引け目を無くすためにも、5年は
現実的な面でも頑張ってほしい!と言い続けている。
辞めるのは簡単!次の転職が大変…下手すると正社員はない。
だから、頑張ってほしい。学校生活の苦しいことも、家庭の
苦しいことも、仕事の苦しいことも。
社会人になってから、短期間で転職を繰り返してきた方々も
苦しむことになっている。いつしか仕事が決まらなくなるのだ。
そういった方々は、一旦見直して欲しい。
なぜ転職するのか。なにが問題で会社を辞めたのか。次の場所で
繰り返すことはないのか。その問題は自分自身に原因はないのか。
会社が悪い、誰が悪いで転職を繰り返すと、30歳過ぎた頃には
派遣の仕事すらもなくなってくる。なぜその状況に至ったのか。
定時制の子たちには、進路を決める際に『なぜ定時制に来たのか』
をしっかりと振り返ってもらっている。苦しいことと向き合うこと
になる。でも、それを乗り越えた時に進路をつかむのだ!
困難、挫折、苦しみに立ち向かおう!
その先の楽しさを見いだせる強さを身につけよう!