【Retro_50B】レトロ50cc原付バイク の 旅人【レトロ アンダー フィフティ ビー】

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レトロ アンダー フィフティ ビー

レトロな原付バイクたち
HONDA MONKEY(ホンダ モンキー)
HONDA BENRY CD50(ホンダ ベンリィ CD50)
との歳時記
拠点は広島県尾道市。
行動範囲は主に瀬戸内海の島々。
夢はでっかく「50cc原付バイクで日本一周」

HONDA MONKEY & HONDA CD50 BENLYとの歳時記
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この旅で感じた各県の印象をざっと書いていこうと思います。
あくまでも私の主観なので「こんなふうに感じる人もいる」程度に読んでいただけるとありがたいです。


『徳島県』
お遍路スタートの県ということで、全体的に「ようこそ!いってらっしゃい!」という元気な雰囲気を感じました。
鳴門市や徳島市など大きな町が隣接していて都会な感じです。
食べ物はうどんを始め、麺類は柔らか目。
お寺は密集していて、ひとつひとつは比較的小さいところが多くまわりやすいです。
なれた頃に少し急な坂道とかもありますが、後半の県の酷道に比べればかなり楽。
旅に慣れる場所としてとても助かりました。


『高知県』
土地的にはお遍路というよりも坂本龍馬の雰囲気が強く感じました。
お寺が高知市周辺に密集していますが、それ以外のお寺はかなり遠くに点在してます。
険しい道が一気に増えて、整備され切っていない山道を20kmくらい走ったり、海岸を数十km走ったりすることもありました。
でも、厳しいですけれども思い返せば楽しい道でもありました。
お遍路なかばということで、旅にもなれ、残りもまだ多く、充実している場所です。
食べ物は魚介類が最高。特に鰹は噂にたがわぬ絶品でした。


『愛媛県』
ここが一番お遍路の雰囲気が薄かったです。
しまなみ海道。道後温泉。の二つが強い。
今治、松山などの都市を外れると一気に田園風景になって面食らうこともありました。
そういえば案外「これ!」というような食べ物が見つからず意外でした。
スーパーで普通のものを買って食べていた覚えがあります。
柑橘類は種類が豊富で、聞いたこともないような品種がお店にならんでいて、しかも美味しかったです。


『香川県』
やはりお遍路最後の土地だけあって、すごくお遍路さんに優しいです。
お接待もたくさんしていただきましたし、県全体が「よく頑張られましたね」という雰囲気で包まれていました。
穏やかな方が多く、気さくに話しかけてこられるなど、ちょっと他の県とは雰囲気が異なっていました。
うどん県の異名は伊達ではなく、解りやすく言うと
・コンビニよりうどん屋が多い
・気がつくと毎日うどんを食べてしまう
・どこに行ってもほぼうどんが美味しい
・めちゃくちゃ安い(かけうどん180円とかも)
自分もごく自然にうどんが生活の一部になっていたので驚きました。


おまけ

『和歌山県』
四国とは何となく雰囲気が違います。いろんな意味で都会っぽい。
お遍路さんの雰囲気はほぼなく、私が菅笠を荷物につけているのをちょっと珍しそうに見る人がいるくらいでした。
鯖がとても美味しくて、滞在中は毎日鯖料理を食べてました。



一度に回ったお陰で各県の雰囲気の細かい差に気づくこともできました。

通して思ったのは、どこも「旅人に優しい」ということでした。
穏やかに朗かに接してくださるホテルやお店の従業員さんにはいつも心助けられました。
道行く人も気さくに話しかけてくださり、旅に彩りが得られました。

この旅を通して本当に心身共に癒され、出発前の何倍も元気になりました。

「またいきたくなる」

本当にそんな旅でした。感謝。