今日から少しの間、自己記録も兼ねて今回の旅についての様々なことをちょっとずつ書いていこうと思います。
今日はまずデータ的なことを。
『旅の基本情報』
(1)日数
9月12日~10月28日
合計46日間
当初の予定は実は3週間程度でした。
ここまで長くなったのは、やはり一番は「楽しかった」ということです。
他には、
・宿の位置が思うようにとれずに同じ場所を何度も往復することとなった。
・険しい道に阻まれて距離を稼げなかった。
・台風などの悪天候で全く行動できなかった。
などの積み重ねがありました。
(2)走行距離
約3400km
本来四国を一周するだけなら1200km程度と言われています。
私の場合はまずルートが
広島→愛媛→香川→徳島(遍路スタート)→高知→愛媛→香川(遍路ゴール)→徳島→和歌山→徳島→香川→愛媛→広島
と、実質二周のようなものだったのと、上記の宿の場所の関係での無駄な往復からこの数字になったと思います。
このとんでもない走行距離の道中で、バイクが不調になることは一度もありませんでした。
HONDA BENLY CD50は素晴らしい車種です。
(3)費用内訳
宿泊費 約50%
飲食費 約20%
観光費 約10%
土産代 約5%
整備費 約3%
燃料費 約1.5%
雑費 約10%
「宿泊費について」
圧倒的に宿泊費です。
これは最初から覚悟はしていましたが、思った以上に大きかったです。
ただ、そのお陰でとても快適に、心身共に健康的に旅を過ごすことができました。
・入浴がきちんとできること。
・しっかりと眠られること。
・充電に困らないこと。
・そこにジッと留まってもいい空間であること。
旅をしているとなかなか落ち着ける場所がありません。
それはすべての場所が他人の所有空間だからです。
宿をとる最大の利点はパーソナルスペースの確保だったように感じました
「食費について」
その土地土地での特色のあるものをなるべく食べるように心がけました。
それは飲食店であったり、スーパーの惣菜であったりでした。
もっともお金を使ったのは、高知県のひろめ市場です。あそこで食費の総額の10%位は使ったんじゃないかと思います。
自炊できる道具は持参していたのですが、思いの外「火気厳禁」の場所が多く、結局一度も使うことができませんでした。
自炊できなくて気がついたんですが「牛、豚肉」を食べることは自炊できないと結構難しいということです。
鳥や魚は加工品が安価に簡単に手に入りますが、牛や豚はなかなかそうもいかず、結局旅の間で「スライスでない牛肉」を食べたのはたった一度でした。
ちなみにスライスの牛肉というのは肉うどんの具でした。
結果的に魚を食べていたことが多く思います。
「観光費について」
これはお賽銭。観覧料や乗車料。ガイドブックの購入。などの総額です。
フェリーの往復代は高額ですが、それ以外は数百円の積み重ねです。
興味をもったら有料でもなるべく観覧する。
バイクでいくことができる場所だったとしても、なるべくロープウェイやケーブルカーなどの特殊な移動手段を使うようにしていました。
「土産代について」
荷物になることを防ぐために、ほとんどのお土産は最終日数日前に徳島県にある「四国ショップ88」という大きな土産店で購入しました。
四国四県のすべてのお土産が一気に購入できる便利なお店です。
あとはその土地や生産店でしか買えない限定グッズを少し買った程度です。
私のお土産は基本的には「食べて消えてなくなるもの」を心がけています。
私自身のこの旅の最大のお土産は、このブログです!
「整備費、燃料費について」
整備費はタイヤとオイル交換です。
燃費は驚異的で、悪路走行が多かったにも関わらず実測60kmほどは十分出ていました。
一日中走っていて、大体3~4日に一回給油ですんでいました。
道中ガソリンが切れてもリザーブタンクで十分次の給油所まで持ったので、結局保険に持っていったガソリン缶を使うことはありませんでした。
「雑費」
実は道中で2度ズボンを購入しています。
一度目はユニクロで購入したのですが、わずか10日で破損。二度目は作業服の店で購入しました。
このズボンは炎天下に炙られ、あちこち傷んで脱色するほどになっても、全く不安を感じないほどの強度でした。やはり過酷な条件にはそれなりの目的の品が必要ですね。
あとは旅の最中に必要にかられた品を100均で結構購入しています。
わざわざ飲食費に含めないような、自動販売機での飲み物とか、ちょっとしたお菓子なんかはこっちで計上しました。
と、いうことで。
まずは基本情報を覚えているうちにかいておきました。
あくまでも自分の覚え書き程度なのでご了承ください。
毎日の更新ではなくなるかもしれませんが、もうしばらく原付四国一周の記事は続けます。