たぶん20代後半の頃、
バイトしていた出版社の人たちと、
新宿三丁目付近で、朝まで飲んだ事がありました。

すでに私はその出版を辞めて、
他の出版社でフリーで仕事をしていたし、
他にも辞めて、別の出版社で働いていたり、
お互いに仕事のことなども話していると、
刺激を受けて、
頑張ろう!って気持ちが高ぶりました。

で、始発の時間になったので、
歌舞伎町の前の大通りのあたりで、
私は家まで近かったので、皆さんと別れ、
ひとりタクシーで帰路につきました。

そしたら、そのタクシーの運転手さんが、
東北から出稼ぎに来ていた、
言葉になまりがある人で、
何か…実家(東北 )の話になったんです。

で、家の近くまでいろいろ話ていましたが、
私が降りようとするちょっと前に、
無理なんかするんじゅないよ、実家に帰りなさい、
体を大切にしなくちゃいけないよ、等々
…なんか私が水商売してると思ってしまったらしく、
優しい言葉をかけてくれたんです。

そしたら何か、私の心の中の何かに触れ、
しくしくと泣き出してしまいました…(^-^;

結局、わりと涙がぼろぼろ出てくるまで、
タクシーの中で、たぶん10分以上泣き、
じゅあね!と運転手さんに励ませてもらい、
涙をふきながら、家に帰りました…。

う~ん…何だったんでしょうね(^-^;

確かに、離婚後、アパートを探そうにも、
地方出の独身女、会社員じゃなく、
フリーで仕事をしている、と言うと、
フリーターだと思われて(…あまり変わらないけど)
しかも、ネコが一緒だと知ると、
物件すら紹介してもらえなかったり、
クレジットカード払いじゃないと、Macの
プロバイダーへの支払いができなく、
カードの申し込みをしようにも、
審査ホントにしたのか?ってくらい
ソッコーで、断りの通知が来たり…

私の立場は、世間一般的には、
いろいろな事が通用しないと、実感。

収入はそこそこ普通にあったのに!

で、悔しくて、お金はあればあるほど、
よいにこしたことはない!と奮起。

ちゃあが、どんな病気になっても、
どんなに高い治療を受けられるように!と、
たくさん働きました(^-^;
※アパートは築60年~70年位じゃないか?って感じの、
ボロだけど、見つけられました(^-^)v

…そんなことが、私の心に積み重なっていたから
なのかもしれません(笑)

何か…笑っちゃう!
って、お話でした(*^^*)