昨日は娘がキャンプに行っていたので、仕事帰りに嫁と待ち合わせをして
映画を観に行ってきました。ってパターン、最近多いですが。TARです。


たみおのしあわせ
たみおのしあわせ@シネスイッチ銀座


監督が、時効管理課課長の岩松了で、主演が同課課員のオダギリジョー。
ギリジョー演じる民男の婚約者が麻生久美子って、そのまんまじゃね?
誰もがそう思うでしょうが、この映画の企画・構想は、時効警察よりも
早い段階であったようで、ホントにたまたまの偶然らしいよ。
まぁ、実際には、正式に麻生久美子に出演のオファーを出したのは、
時効警察(1stシーズン)の撮影が始まってからの話らしいんだけどね。
その時点でもギリジョーは主演が既に決まっていたらしく、
時効警察の撮影の際に「オファーが行くから、受けといた方がイイよ」って
麻生久美子に裏で口を利いてくれてたらしいです。
そんなユル~いカンジでキャスティングって決まるんだね。


15年前に妻を亡くし、息子に早く結婚して欲しい父親(原田芳雄)と
女性に対してオクテで内向的な性格の息子民男(オダギリジョー)は
男所帯の2人暮らし。父親の勧める見合いをことごとく断ってきた。
しかし、瞳(麻生久美子)との見合いは思いのほかノリ気だったようで
数回デートを重ねるうちに、お互いの距離が近づいているコトに気付く。
ある日のデートの別れ際、瞳の方からプロポーズを切り出され、
有頂天になる民男。父親としても、民男に早く結婚してもらえれば、
会社の女性(大竹しのぶ)との交際も公にできそうだと目論む。
着々と結婚の準備が進むなか、亡くなった妻の弟で医者の透(小林薫)が
NYから帰ってくるコトになる。民男ら親子が住む家の権利は透にあり
透としては、民男の結婚を機に、家を明け渡してもらいたいと願う。
それぞれが様々な思惑を胸に秘めたまま、民男の結婚式当日を迎える。


早い段階で民男と瞳の自転車デートのシーンが観れるんだけど
思った以上に、ギリジョーと麻生久美子の2ショットが
時効警察とは違う作品であるコトを認識させてくれるというか。
民男のイメージが霧山とは違って、もっとイケてない独身男だし、
瞳も、はっちゃけた三日月とは違ってシットリした女性だしね。
ちぅか、二人とも、これまでに相当数の映画に出てるんだもんな。
1つの作品のイメージをいつまでも引きずられるような演技はしねぇよな。
っつ~ワリに、三木聡監督や鑑識課の光石研がカメオ出演してたり、
サネイエ(江口のりこ)なんて、普通に役をもらって出演してるからね。
ソコは、まぁ、時効警察ファンへのサービスってコトなんだろうけど。


観終わった感想としては「またヌルい映画を観てしまった」ってカンジ。
民男の結婚式までの日々が、刻々と描かれてるんだけど、
時間の流れは緩やかで、登場人物それぞれの人間関係や葛藤が
静岡の茶畑に囲まれた穏やかな環境でのんびりと描写されていきます。
特に原田芳雄演じる父親が、非常にイイ味を出しており、
オフィシャルにはギリジョーが主演ってコトになるんだろうけど
父親の方が実際のストーリーのキーパーソンになってて面白いです。
オレが観た回も、後ろでOL風の二人組みが時効警察的な世界を期待して
観に来てたみたいだけど、キャストが似てるだけで全然違う作品です。
結婚したい人も結婚する人も結婚してる人も、楽しめる作品じゃないかな。
オレは嫁と観に行ったんで、別にやましい気持ちにはならなかったけど
将来的なコトを考えてない異性と観に行くと、ちょっと複雑かもね♪


<追記>
岩松監督の遊びの部分だと思うけど、ストーリーとは全く関係ないトコで
忌野清志郎がちょいちょい出てくるのね。岩松監督本人と一緒に。
このシーン、無くても全然イイんだけど、丁度イイ刺激になってて最高!
癌治療に専念されている忌野清志郎氏の1日も早い回復を祈念いたします。