モンキー DE 「VISION FOR KALPA」 | モンキーのブログ

モンキー DE 「VISION FOR KALPA」

「VISION FOR KALPA」
「VISION FOR KALPA」


まるで途方もない時間を過ごしたように感じ、それが安心を与えてくれる足利広氏の作品と音楽とのセッションイベントです。


8月18日(土)

15:30~

¥1500+drink

Bali Cafe Monkey Forest

バリカフェ モンキー フォレスト

〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町10-8

TEL:03-3464-4633 FAX:03-3464-4630

http://www.monkey-forest.jp




足利広
千葉大学、The School of Art Institute Chicagoで映像制作を学んだ後、国内外での個展、グループ展、芸術祭参加などを主な活動とする。2011年Franck Muller Art Grand prix 審査員賞受賞。Tokyo Wonder Site 第六回企画公募入選。http://hiroshiashikaga.cocolog-nifty.com/blog/


添光
Hikari Soe バイオリンViolinviolinist, contemporary artist
神戸女学院大学音楽学部バイオリン専攻卒業後、ボストンのバークリー音楽大学に奨学生として留学。南インドリズムソルフェージュをJamey Haddad、Bruno Rabergの各氏に師事。アラブ中東音楽をCraig Macrae、ジャズインプロビゼーションをRob Thomas、Eugene Friesen、Mimi Robsonの各氏に師事。その他アンサンブルクラスにてブルース、ファンク、ロック、エレクトリックバイオリン等のバイオリン奏法を研鑽。
帰国後渡印。インドバナラシにて北インド古典音楽をSukhdev P Mishra、Soha Lalの各氏に師事。チェンナイにて南インド古典音楽バイオリン奏法および声楽をT.N.Krishnan氏に師事。ラーガ理論を的場裕子氏より師事。
ヒグマ春夫の「映像パラダイムシフト」、JTAN Festival「机上の空論プロジェクト」参加等、様々なジャンルのアーティスト、ダンサーとの共演に取り組み、関東を拠点に活動を広げる。http://hikarisoe.webs.com/


吉田ユウスケ
ディジュリドゥー、声、ハーモニカ、サンプラー、木、石等を使い、原始人になって歌ったり、宇宙人になって踊りながらシャーマニックな世界観を表現している馬。
http://yusukeyoshida.com/




vision for kalpaについて


数えることもできない極めて長い時間のことを、仏教世界では「劫」という時間の単位をもって表わすという。一劫とは四十里(約157km)四方の大岩を三年ごとにたった一度だけ天人の羽衣でなすり、ついにその岩が磨滅しつくすまでの時間のことを指すと一説にある。
「五劫の思惟」や「十劫の正覚」といった使い方をするそうだが、この「劫」という時間単にと豊かな比喩表現をもって仏教世界は「永劫」という知覚不能な抽象表現を具現化し、人々に知覚させようと試みた。
この「永劫」の具象化は、私に地球や木々やあるいは人類全体の寿命という長い視点を想起させるとともに、「もし我々の寿命が何千、何万年と長かったらどのように時間を感じ、どのように世界を見ることができるだろうか?」と考えさせるのには十分だった。
そして私はこの「劫」という時間概念を手本に映像技術を使って類似した巨視的な時間視点を創ってみることにした。
思考錯誤の末、長時間露光という写真技術とタイムラプス(微速度インターバル撮影)という映像技術を合わせ、ピンホールカメラという箱に穴があいているだけの原始的カメラを使う事を思いついた。
ピンホールカメラは、一般のレンズカメラのように言ってんに焦点を合わせることがなく、全体的にぼんやりと焦点が合うカメラである。これは、葉一枚を見るでもなく、森そのものを見るでもなく、見るともなしに全体を眺めているという我々生物の目だけに備わった特徴と似た視点を創ることができるカメラであり、この作品のコンセプトには最適だと思われた。