7:42A.M.

先発隊のS賀さん(63歳)を先頭に我々4人が続いて登りはじめる。

後発の10人は遅れて登るという。

いきなり急登がはじまるので、重い荷物が背中にくいこむようだ。

それに、昨日の雨で土が滑りやすくなっているし、、

 

ちょっと近道をしようと思い、露出した根っ子をつかみ、左足を黒い土の急斜面に

かけて、上体を引き上げようとしたときだ。

一気にズルーっとすべり、片脚全体が宙に浮き、うわーっと叫ぶ。

相棒が顔面を蹴られそうだったト。

いつもより、ザックが重かったのも、滑った要因のひとつかもしれない。

 

8:42A.M.

尾根に出て、休憩タイム。