8:38A.M.

いつもの場所で男体山を眺める。雪の浜には誰もいない。

マーキングしようと思ったが、やめた。

レモンシャーベットになっちゃうかんな、、

 

けっこう疲れた。幅30センチほどの一本道の踏み跡に自転車を

入れてえっちらおっちら押してきたからだ。

身体は車体の左側にあるために、足が20センチほど新雪に埋まるので

歩くたびに引き上げなくちゃなんねえし、、、

下り坂で乗ると、雪にハンドルをとられると同時に

後輪がブレーキをかけたように流れ、くの字になる。

逆ハンが意識しないでできてしまうのだ。