下の写真で上側が新車納車時で、下側が初回(千キロ走行)点検後のチェンアジャスタの位置です。

 

 

納車後100kmほど走行した頃から、チェンがチェンケースか何かに時々あたっているのではなかろうかと思われる異音がするようになりました。たぶん、いわゆるチェンの初期のびというやつだろうと思います。1,000km点検の前に自分でチェンケースピープホールキャップをあけてチェンのたるみ具合をみてみますと上に3cmほど下に3cmほど動きました。かなり弛んでいると言ってよい状態に思えましたが、チェン張り調整は、やったことが無いですし、YouTube動画をいくつか拝見しても、本当にそれでいいのかしらんと確信が得られませんでしたので、1,000 km点検を待つことにして、そのまま乗り続けました。

 

1,000 km点検の際にチェンの張り調整をしていただいたのですが、納車時のチェンアジャスタ位置と比べてみても、同じにしか見えませんでした。そんなはずは無いから、よーく見直すと、下の写真でみてとれるように、意外に少しだけしか動かしていないということが判りました。うっかりあのとき自分でやっていたら、もっと派手にチェンアジャスタを動かしていたに相違ありませんから、1,000 km点検まで待ってよかったと胸をなでおろしました。

 

 

1,000 km点検でチェンの張りを調整していただいた直後、あとで参考にするために、張りの状態を下に示すとおり動画で撮っておくことにしました。

 

 

ちなみに、新車で1,000km走って、チェン張り調整前の弛んだチェンの状態というのを下の動画でいいますと、ドライバでチェンを上方へ押していくと、チェンの駒が見えなくなってもまだ上に押していける状態であり、ドライバでチェンを下方向へ押していくと、チェンラインはチェンケースピープホールの直径位置よりも遥かに下まで下がる状態でした。

 

センタースタンドを立てた状態で、チェンケースピープホールの半分よりちょい上にチェンラインが在る状態というのが目安になるようです(下の写真を参照のこと)。

 

 

センタースタンドを立てて、手で後輪をまわし、チェンの走行ラインを観察します(下の動画を参照のこと)。前半は後輪逆転、後半は後輪正転です。