R-SPACE社製のスーパーカブ110 (JA59) 専用風防をアマゾンで買いました。クリア&ロング型です。 ちなみにJA59型は、バックミラーが付いている位置や高さなどが従来のカブと違うために、風防などバックミラーの根元に共締めして設置する類の機材に少々互換性が無いようです。たとえばひとつ前の型のJA44用の風防をJA59型に取り付けると右側が下がったようになるらしいです。だからJA59専用という風防でないとダメらしいです。

 

R-SPACE社製の風防は、板厚も十分あってしっかりした質感です。また、取付用の金具の質感も良好でした。

 

 

取付完了。

 

 

GSX250Rで自動車専用道路などを走行することがありますから、風防の威力については、よく知っています。しっかりしたつくりの大きい風防の効果が高いということは自明です。スーパーカブのような中低速車にこれだけ大きなやつが付いていると相当な効果が期待できるに違いありません。

 

試運転してみました。

 

ジェットヘルメットの風防を開けたままで走行していたことに気が付かないほど風防効果絶大でした。ジェットヘルメットにつけてあるインカムのマイク位置を変えようとして触ったときに「あっ!ヘルメットの風防を未だ閉めてなかった」と気付きました。直進安定性も風防があった方がいいように感じました。

 

風防なしだと、たとえば40~60 km/h程度で10分20分連続走行していると、風が胸や腹を押します。そうすると冬なら冷えて参りますし夏なら虫などが溜まります。この風防の感想としては風で胸や腹が押される感覚が無いということです。

 

ちなみに、これならアクションカメラ(GHOST XL)本体のマイクロフォンを利用しても風切り音が発生しないのではと思って、試しにやってみましたところ、思ったとおり風切り音が発生しませんでした。ところが、残念なことに、カメラを据え付けた場所は振動の影響が大きくてそちらを原因とした雑音に支配されてしまいました。アクションカメラの設置場所には選択肢がほとんど無いので外部マイクロフォンが必須であることに変化なしですが、マイクロフォンの設置場所の自由度は広がったと思います。それから、風防なしだったときにはアクションカメラの前には何も無かったので何の影響も無かったのですが、風防を介すことで風防への乱反射や映り込みが映像に加わってしまいますが仕方ありません。

 

ロングタイプ風防なので、風防の上端が視線の位置に重なりますが、風防に縁枠のような構造物は無いので、大いに気になるといったことはありません。小生は眼鏡をかけていますが、眼鏡の縁枠の方が比較的気になると言えば気になるほどです。もしも風防の上端が視線に入ること自体が気になる場合には、ロングタイプではなく短いタイプにしておいて、あとはヘルメットの風防に任せるというスタイルも考えられると思います。