西洋医学は難しいと言っている人がいました。
同僚の登録販売者です。
その方々が勉強して
資格を取った
市販薬だが
それは分野としては
西洋医学の一部に当たります。
私は大学の薬学部を
やっとこさ卒業出来た劣等生です。
そこで学んことは
あまり役に立ちません。
どう役に立たたないのかは
社会に出てしまうと
薬の化学式や構造式など
まったく関係なくなります。
あれだけやった構造式は何だったのか
あれだけウンウン唸りながら
歯を食いしばり
やっとことさ合格した単位とか
今考えれば
訳分かりません。
しかし
この化学式が分かれば
世間で売っている一般的な日用品が
どうやって効果を出すのか
想像できるので
それは良かったのかな?
でもそこまでやらんでもよかったのでは?
と思うこともあります。
それにあまりにも分子量が大きくなる
医療用医薬品は
化学式のどの部分が
身体のどの部分でどう反応しているのか
もう分かりません。
親油性か親水性か
それよりも肝臓の
どの薬物代謝酵素で代謝するのか?
それは添付文書に載っているので
あまり覚えなくなりまし得た。
代替がチトクロームP450
そのうちのCYP3A4がたくさん活躍している亜種となっています。
など
かっこよく専門的な酵素などを書いてはいましたが
そんなのは処方箋に携わる薬剤師しか
とくだん意識していないでしょう。
意識していても
医者が薬を使って何も問題なさそうなら
そのまま通常業務の中で
忘れ去られている事でしょう
専門家でもそんなもんです。
たぶん
からだの中で複雑な反応をしているのは
間違いないです。
それを細かく叩き込まれるので
本来は専門家と言われてもおかしくないのです。
そんなに詳しくない
ドクターが専門家と称して紹介されるのは
どうなのかな?とも思います。
ですが
彼らが優秀なのは変わりないので
裏に徹するのが薬剤師でしょうね。
そんな薬物療法に支えられている
西洋医学です。
その西洋医学が難しいのに
横文字
が苦手意識を助長されます。
だったらと提案なのが
東洋医学です。
横文字は出てきません。
難しい化学式は一切出てきません。
出てくるのは
ビックリするくらい
漢字が出てきます。
その漢字一文字一文字に
意味があるんです。
それもあるので
化学が分からなくても
宇宙や大自然のダイナミックな仕組みを理解できるのが
東洋医学や東洋哲学を学ぶ魅力の一つです。
そこで必要になってくるのが
想像力をフルに働かせ
古い表現や
画像表現にとらわれないこと
が大切なポイントとなります。
例えば
東洋医学でいうところの
水
これは
ただのウォーターではなく
水から連想される
役割も当てはまります。
水は大地を潤し、みなの役に立っています。
飲み水しかり、作物を作ったりと
恵みを与えてくれます。
その他としては
水は必ず低いところに流れる
という特徴もあります。
ラジエーターの役割
冷やすという役割もあります。
これが多すぎたり少なくなったりすると
困るのが人間です。
少なくなると潤いがなくなります。
人間なら喉が渇きます。
多いなら上から下から
出すことになります。
頻尿や下痢、嘔吐などでです。
またラジエーターの役割で
冷やし過ぎるのも考えられるし
少なければ熱暴走も考えられます。
寒熱のバランスで
冷やし過ぎるのが
実寒(じっかん)
熱暴走なら
陰虚火旺(いんきょ かおう)
という表現になります。
漢字しか出てきません。
これが
五臓六腑で11個(本当は12個)
気血水で3つ
などが特性で
他にも専門的に使う感じがたくさん出てきます。
東洋医学は
歴史があり
実績も多数あるのですが
それを認めない西洋医学の信奉者が多いのです。
科学的裏づけ
なんて言われたら
そっちを信じるのは無理もありません。
東洋医学ですべてが治る事はありませんが
体質が変わって行くことは確かですし
老化によって変わって行く体質に対抗することもできます。
完全ではありませんが
抵抗は出来る
という感じでしょうか??
それでも東洋学でも分からないなら
それを専門としているプロに
頼るのが良いと思います。
東洋医学は四診といって
患者を遠くから見て
声を訊いて
臭いをかぐこともあり
脈をとったり
舌の状態をみたり
そこでどういった悩みがあるのか?問題を訊く。
これが
望診、問診、聞診、切診
といわれるモノです。
これをやっていなければ
必要ないか
知らないか
の治療家です。
私は脈は取れないので
患者に触れないので
出来ません。
他はやっています。
患者との何気ない会話から
そこが問題だな
と探っています。
立って接客しているからこそできる
望診もあるんです。
だから
患者側も東洋医学を自分で勉強することは
自分の生活にも落とし込めるんです。
知らないから
似非に騙されるんですよね。
だけど
季節の移り変わりで
なんで体調が変わるのか?
ダイナミックな自然の推移が
自分の身体や精神にも
少なくとも影響している
という事が分かります。
その東洋医学は
漢方
鍼灸
薬膳
推拿
気功
と分かれます。
基本の知識だけでも
知ることは面白いですよ
凄そうな事を言っている
ドクターや私が言っている事は
実はたいしたことが無い
と分かれば
あなたもそれを使って
自分の身体の主人になれるかもしれません
以外に生活に密着しているという事が分かります。
と漢方を勉強していた時に買った本を
読み返して
そう思いました
この本は2009年に出た本です。
あれからだいぶ経ちました。
この頃はまだアトピーが治っていなかったなー
と当時をシミジミ思い出しました。
必死でした