今週は。毎日12:00頃仕事が終わってしました!

趣味の時間は一杯ありますが困ったものです。


久しぶりにバイクのネタです!

去年からタイミングを見ていたOHをやってみます!


何度も言っていますが、

このXLR250Rは、東日本大震災の生き残りの1台です。

完全に海水に浸かり不動の状態で2ヶ月近く放置されていたバイクを動くようにしました!


OHの切っ掛けは、オイル下がりです!

ついでなんでエンジン内部も簡単なOHをします。


マニュアルだと分解の順番とかあるんでしょうが

外せるところはガーッと外します。


1、プラグ

2、エンジンハンガー

3、キャブレター類

4、オイルラインの6mmボルト(ヘッドカバーに入ってる)





最初にヘッドカバーの中にあるオイルをクランクケース落とすようなイメージで

左右に傾けました!


ヘッドカバーを外す時は、前側からオイルが垂れるので

ウェス等でオイルが流れオイルのを防いでください。

出来れば車体の下には、段ボールや吸着マットを引いて置くと良いでしょう。


1.ピストンを上死点に合わせます。

ここを時計回りの逆に回して、上の穴から見える所に

(Tマーク)が来るようにします。


 


2、ヘッドカバーのヘキサゴンをL型レンチで緩めてから

 エアーインパクトでガーッと外します

 レンチやラチェットだと果てしなく面倒です。 (締めも緩めるのも最後は手ですけどね。)


ヘッドもカバーの裏側も、思っていたより綺麗でした。

目視での確認では大丈夫みたいです。



   

2、シリンダーヘッドを外します。


ピストンを上始点に合わせると

刻印や印の位置にきますのでマークしておいて

同じ位置に取付ければバルブタイミングは合うはずです。


 

このタイミングで上始点合わせをしても良いんじゃないの?

だめなのかなぁ?


まずカムチェーンに遊びを作ってカムシャフトを外します。


次に(ウェッジA)を押し込みながらウェッジBを引出て

穴に針金(2mm位)を通してウェッジBを固定します!


なんて文章で書けば簡単ですが言葉通りにいきません。

ウェッジAは軽く押せますが、ウェッジBは強くテンションがかかっています。




私は、カムテンシュナーカバーを外します(6mm2×個)

ウェッジBの滑車みたいなところに細いステンレス針金を巻いて

ウェッジAを押しながら

テコの原理でウェッジBを引っ張り上げます。

上がってきたウェッジBの側面に穴が見えたら針金を通します。


この方法だと苦労しないで穴に針金が通ります。



この状態でカムが外れるかと思ったら遊びがあまり出ません!

MD22のエンジンはカムとスプロケットを外さないと駄目みたいです。


クランクの横から17mmで押さえながらスプロケットの

6mmボルト×2個を廻しながら外します。

外した後はチェーンをクランクケース内に落とさないように

ゴムで引っ張っておきます。


この辺りからクランクケース内に除けな物を落とさないよう

慎重に作業します。




シリンダーヘッドを固定してるボルトをBOXで緩めて

エアーインパクトでガーッです。(笑)・・・・実際楽なんです!


どうなんだろう? これも想像ではカーボンが固まってると思ってたが意外と綺麗みたいです・・・・・???



ヘッドは可もなく不可もなくです! 
    

バルブ側はカーボンがビッチリ  バルブを外してみます!
                    しっかり擦り合わせをしないとね

   

実際、ピストン・スリーブは微妙な感じですが

線キズとかはないので再度使用します

スリーブは、耐水ペーパーの600番で研磨します


ピストンリング等は、用意してるので次回交換します!

  

最後にサンエスの水溶液にバルブ・ヘッド・ピストンを浸して

カーボンの掃除をします!






明日は午前中ベンツの塗装があるので終了次第

続きを開始します!


現在の状況


 


なんとかなるでしょう(笑)