今日も長女は学校へ行かず、不登校受け入れの施設が企画した市内のイベントに朝から参加していてバス移動だ。

昼食代とバス代とジュースを手渡して「新しい友達も出来るだろうし、楽しんでおいで!」って送り出したときに、「うん!行ってくるね!!」って久しぶりに嬉しそうな笑顔で手を振ってくれて軽やかに出かけた長女。

この日を楽しみにしていたから、今朝も長女の部屋に行って起こそうとしたらすでに起きていて準備をしていた。

自分のやりたいことや、行きたいところがある日はどんなに朝早くても自分自身で起きられる長女。

 

今週は4時間目から学校に行けた日が、たったの1日だけであとは欠席。

欠席した日は、不登校生を受け入れてくれる某施設に通っている。

その施設は不登校なら誰でも受け入れてくれるわけでは無くて本人の強い意思と、その施設に通うには学校側や親との面談が必要で、不登校の背景や欠席や遅刻日数なども考慮されて中学校の判断決定で受け入れが決まる。

この施設には今年の6月から平日の昼間に通わせてもらっていて、勉強をしてもしなくても良い自由な雰囲気の教室。

別室登校も嫌がっていたから、不登校でずっと家にこもっているよりは、施設で気の合う友達や先生方と過ごせる時間がある方が良いかなと思い、本人が行きたいと思った時に行けるというスタンスにしている。

だから親の私でも今日は学校に行くのか施設に行くのか朝の段階では分からない。

 

 

 

今週も、長女の進路の件で夜に三時間コースの家族会議があった。

椎間板ヘルニア再発兆候があるため、同じ姿勢で座り続けると腰が痛くなるから、姿勢を変えたり、リビングでストレッチしながら寝転がりながら腰をかばうよう家族会議に参加していた。

家だから自分の好きな体制で会議に参加できたけど、今日は夕方から長女の中学校でスポーツ推薦受検のための進路三者面談がある。

 

 

進路担当である学年主任の先生と担任の先生(女子バスケの顧問でもある)と私の三者面談。

最終進路決定段階に入り、とうとうあと16日しか時間がなくて、県外志願特例措置願の書類の件と、それに必要な提出書類の取り寄せなどを学校側と我が家で手分けをして書類申請等で動かないといけなくなるからだ。

高校のオープンスクールでいただいた受験までの流れが書かれてある書類の情報共有と、県外志願特例措置願→願書出願→スポーツ推薦受検までの流れの最終確認も含めての進路面談になる。

中3の5月から不登校生だけど、スポーツ推薦受検が出来て、高校に相談したら不登校の長女でも受け入れてくれると言う有難い高等学校。

今は多様性等で不登校生でも受け入れをしてくれる高校が多くて助かっている。

実際に近畿地方以外の、第一志望校の地方のA県の高校と、地方のB県の高校で迷っていた時期(今年の夏)がありどちらも不登校生の受け入れが可能だ。

 

 

長女の場合は不登校生だから中学校の校長先生と長女がそれぞれ不登校の理由としていきさつやその背景や高校に入学したらこうなりたい的な事を書く申告書も必要になってくるし、この二年間分の地域のボランティア活動証明書なども含め、願書出願の際に添付する書類が他の学生よりも多い現状で事前準備が必要。

 

 

ADHD障害とASD障害を抱えている長女みたいな不登校生の親はメンタル面でも精神面でも体力面でも経済面でも、普通に学校に通えている子よりも、色々と大変な面が多いのかもしれない。

一筋縄ではいかないことが多くて、イライラすることが多いけど、その分、活発で常に動いていて感受性が豊かで育てていて楽しい時間も多かったし、大変だった分以上に長女の明るい笑顔をたくさん見てこれた。

 

中学校を卒業後は、これからの人生は長女らしく居られる場所で、長女らしく飾らずに全てを受け入れて理解してくれる新しい寮生活という生活環境で新しいたくさんの人たちとの出会いを楽しみながら、人生を楽しみ尽くして欲しいと願っている。