長女が、今一番仲の良い他校の同級生と、気になっている高校のオープンスクールに行くことになった。

長女は不登校だけどその子は別室登校なのだそうだ。

不登校は親が許さない家庭とのことで別室でも登校できているから長女も見習ってほしいものだ。

長女にそれ言ってみたけど、何にも響いていないっぽい。

 

中学校に行けていない長女のために、一昨日は不登校生を受け入れしてくれている施設に長女が居ることを知った学年主任の先生が抜き打ち調査&面談で来たようだ。

そして施設の担当の先生二人と学年主任と長女の四人で進路の話し合いをしたそうだ。

長女から聞いていたが、大阪の高校に行くことも視野に入れていることや、大阪の高校のオープンスクールにも行ってから最終判断したいということで話が進んでいる。

 

長女が大阪府の高校で高校生になったらやってみたいことは・・・、

髪の毛を染めてピアスをして化粧をして高校に行くこと。(派手な色でなければ髪染めOK・化粧OKという高校)

部活と両立させて同じ高校の仲の良い友達とアルバイトをすること。

今まで通り放課後や土日も友達とカラオケやショッピングやゴハン行ったりして外出して充実させたいらしい。

↑そんなことは大学に行ってからでも、就職してからでも大人になってからいくらでも出来るけど・・・、高校生でしか味わえない海の側での高校生活や感動や経験などを通して人として大きく成長できるのは地方の高校なのに。

それを捨ててまで行きたい高校なんだねって助言してあげた。

 

正直、仲の良い親友(現在高校一年生)が居るその大阪の高校に行ったら人間関係も今と変わらぬ生活が待っていると思う。

遅刻して、親にチクチク小言を言われて嫌になって、友達と昼間学校抜け出してショッピングモールに遊びに行って補導されて、そのうち不登校になって単位落として留年せず退学する・・・という長女の情けない未来しか見えないんだが。

高校行ったら変わる!って言い張るけど、二学期になっても遅刻と欠席しかしていない長女の何を信じればいいんだか。

「二学期の始業式から一ヶ月間遅刻しないで自分の足で中学校に行けたら大阪の高校に行ってもいいよ」と条件を出してあげたのに、始業式から欠席してそれも白紙に戻ったし。

 

夫婦で推している第一志望校の地方の高校は長女がやりたいと言っている上記の事は出来ない環境。

でもそういう高校生活以上に、大阪では絶対に味わえない感動や体験がいっぱい出来る素晴らしさや、生徒想いの親切で若い先生が多いことや、素敵な校風や建て替え工事をして綺麗な校舎にも惹かれている。

そこの地方の高校に行って、自分のやりたいことが出来る四年制の大学に行って欲しいと言うのが親の願い。

出来ないこともある環境って知っていて理解してくれていて、昨年の夏も今年の夏も第一志望校って言ってくれてたからオープンスクールに連れて行ったし、その高校にもう3回もオープンスクールに行っているのに、何を今更言ってるの?って思うぐらいのどんでん返し食らってる。

 

 

もう、長女の交友関係が広すぎて色々な友達からの影響や助言に振り回されて、色々な気持ちに振り回されていて疲れた。

本人が選ぶ進路で、一度、人生失敗させてみてもいいのかなって思ったり?

先々の見通しを読んで見抜く力が弱い子だから、失敗からしか学べないこともあるかなと。


大阪のその高校に入学したら(不登校生でも入れる高校)、新しい人間関係によっては停学や退学などで高校卒業できる可能性がだいぶ低くなると思うけど。

高校2年生に進級できず、1クラス分の人数の生徒が退学するから長女みたいに友達に流される子は向いていないから受検はオススメしないと進路担当の先生から聞いた。


質の良い人間関係を築くためにも、今の生活環境のリセットが必要で大切だと思うけどそれが伝わらないようだ。

そうなってから気づくのはだいぶ遅いけど、そうやって人生失敗を繰り返しながら、親を頼らず自分で将来の道を自力で探していく手段も視野に入れておかないとかなと。

 

 

大阪の高校進学して失敗して必要単位が足りなくて高校二年生に進級出来ずに退学したら、長女がそれでも他の学校に行って勉強したい意欲があるのなら昼間バイトで働きながら夜間学校でも通信でも選択すればいい。

一時的に学費を親に借りたとしても働いたら全額返済してもらって、学費諸々の費用は全て長女負担にさせることで、人生の失敗から学べることもあると思う。

我が家は世帯収入や資産額などから、国から奨学金を借りることができないから、そういう事情も娘たちにもそろそろ伝えておかないと。

長女も次女も、私立高校でも私立大学でも公立高校でも国公立大学でも良いよと伝えていてたくさんの中から進路選択できる恵まれている家庭環境だと思う。

本当に自分のやりたいことと合致しているのか、そこに行ってどういう自分になりたいのかちゃんと親に言語化できる子になってもらいたい。

 

 

高校選びを間違えたから転校したいとか、やっぱり大阪以外の寮で暮らしたいとか言い出したら、進路失敗しても次々どうせ親がホイホイお金を出してくれるんでしょって思っているのなら大間違い!

高校退学の場合は、その後は長女でなんとかしたらいい。

それから、大阪のその高校を受検するのであれば、国数英理社の個人別(マンツーマン指導)の塾に、今年の10月から高校卒業まで通い続けることを条件として提示した。

それ聞いたあと長女が泣き出した。

本来ならば中学一年生から通わせたかった塾。

最近は発達障害に関して知識がある塾の先生や、専門のクラスなどがある塾も増えてきていて助かる。


人生の中で頑張らないと行けない時期って、あると思うから。

あと3年程で成人する長女だからこそ、いつまでも甘やかしては居られない。

そこまで話して、それでもその高校に行きたいと思っているのであれば、その大阪の公立高校の費用は全て払うけど、もう応援はしないし勝手にしたら良い。


進路のことで話し合う時間の中で昨年から何度も見てきた長女の涙。

進路のことでお互い悩んでて辛いとき、平日の昼間に長女と一緒に号泣した日もあった。


長女も私も有り難いことに、高校受検のことを相談出来る友達がたくさんいる。

中学校の長女と同じクラスのお母様が、不登校の長女を心配してくれて先日メッセージいただいてたけど埋もれてて、一週間気付けてなくて謝ってすぐに返信した。

普段は授業参観でしか会わないお母様だけど小学校も同じで、心優しく何かと気遣い声をかけてくれて地方の高校受検を応援してくれてる中の一人。

スポーツジムで相談すると近所の先輩ママ友や大先輩お母様たちから、良いアドバイス貰えたり、良いストレス解消法や子育ての距離間などポジティブな思考で色々な角度から親身になってくれて、、、

ジムで入浴後に1時間も付き合ってくれたりする明るくて優しいダンスメンバーたちに支えてもらえている幸せな生活環境である。

 

今の中学校にも行けていない不登校の我が子が、来年の四月から遅刻せずに毎朝7時半前に家を出て近所の先輩とバスで大阪の高校に通う生活ができるはずがないと思っている。


長女と家族会議して最後のチャンスをあげた。

9月1日からとりあえず3週間、毎日遅刻せずに学校に行けるように自分から変わる努力をして、出来ることを証明して欲しいって夫が長女に条件出した。

それが出来なければ、地方の高校受検が確定となる。


どういう進路選択をするのか、親子で意見が割れてるけど、あと一週間で決めないとだ。

中学校と連携徹底して進めて行かないといけないから、時間に余裕を持って動き出します。

県外志願特例措置願の提出期限が決まっているので、いよいよラストスパートです!

県外志願特例措置願が受理されたら、大阪府内の高校受験は出来なくなり、受理された県内の高校(私立・公立)のみの受検になります。