普通科の普通って何?

普通の高校ってどういう意味?

どうして大阪府の中から高校選ばないとダメなん?

大阪府に行きたい高校無い!どうしたらいい?

バスケかダンスの強豪校に行きたいねんけど。

って長女に言われたときに、返せる言葉がすぐに見つからなかった。

中学校でも大阪府内の高等学校の進路に関することを教えてくれる授業があって、その日から「なぜ大阪府内だけ?地方の高校は行ったらあかんの?」疑問と違和感を抱いていたようだった。

 

大阪じゃなくて海が近くにある田舎でオフの日にのんびりできる高校に行きたいって言われた。

普通の高校受験とは少し違う、長女の第一志望校の高校。

全寮制ではない全日制の公立の共学の高等高校。

スポーツ推薦で娘の苦手な英語科を薦められて、普通科を希望していたから迷ってる最中。

英語科は大学進学希望する生徒しかいなくて名の知れた大学合格はお墨付きみたいなもの。

普通科も大学進学や専門学校に行きたい生徒が集まるコース。

偏差値が高い英語科で合格してしまって授業についていけなくなったら普通科に編入も出来るとのことだが、、、部活と両立できるのかが心配。

 

こういう高校を卒業して大学進学した学生さん曰く、普通の高校では経験・体験・味わえなかったことが多くて、普通の高校のようで良い意味で普通の高校じゃなかった、と話していた。

第一志望校の夏のオープンスクールに行ってみて、五感で少しだけソレを体感できたような気がした。

1日だけじゃ分かり得ないのは分かっていたけど、高校の先生の熱意と生徒のみなぎるやる気がスゴイのはしっかりと伝わった。

 

ちなみに長女は大学進学(長女も希望しています。学生として遊びたいだけなのかもだけど笑楽しく生きててくれるだけでもうどっちでもいいや笑い泣きアセアセ)も視野に入れています。

大学受験の総合型選抜に強い高校でもあるバスケの強豪校というのが強みであり魅力的すぎる。

志望校の夏のオープンスクール時に、教師の教え方が上手だから中学よりも生徒の成績が伸びて第一志望の大学推薦をもらえたという光景を目の当たりにしてから、やはり教師の質が良いんだろうなと痛感した。

教師の授業の教え方や部活の指導の仕方で伸びる生徒が増えて、そういう生徒が増えれば増えるほど相乗効果で周りも必然的に頑張れるんだなって。

中学二年生からはさらにやる気が無くなり、ほぼ毎日遅刻をし、勉強嫌いな長女だからこそ、そこまで先の将来を見据えて高校受験をした方が娘にとっては良いのかもしれないと思っている。

高校三年間の本人の努力はもちろん必要だけど、学業と部活を両立しながら頑張って輝いている長女を見てみたいし応援したい。

 

親元から離れて遠い地方での初めての寮生活。

寮生活に対して、私も娘も不思議なほど、それほど不安や不満が無い。

理解がある親と言えるのか分からないが、子供の意思を一番に尊重し背中を押してあげられる親になりたいから。

たとえ失敗してもそこから学べることの方が大きかったりもするし、人生一度は挫折も必要。

 

似たような制度を使って高校を卒業した子供の親が高校受験対策・寮生活への不安・子供がお金の管理などの実経験を教えてくれるオンライン説明会に参加した。

うちの子と同じような学校を目指している親御さんたちが集まる場で、お互いの現状の気持ちを伝えあったり、司会進行の方や教育委員会も間に入り不安解消やメリットデメリットなどを再度確認できて良かった。

もうこの制度に関してはオンラインでも勉強出来たし実際にオープンスクール時にも教えてもらっていて、だいぶ自分なりに情報収集できていて、私の中ではもう不安はない。

あとは長女がその高校を選ぶのか大阪府内の行きたくない高校にイヤイヤ行くのかということだけ。

 

スポーツ推薦受験となると、願書提出の時期も早い。

学校にはスポーツ推薦で面接があることを伝えているため、中2の3学期からは通級指導の授業中に面接の練習もしてもらえるとのこと。

来年の7月には、第一志望校の入寮面接があったり、PTA会長さんとの面接後に連絡を取り合えるようにする書類を書いたり等々、願書など諸々の書類が多そう。

すぐに行ける距離ではないからこそ、行ったときに地方の銀行口座開設したり、色々な手続きを済ませておくのがいいみたい。

自立も含め、色々な大変なことを乗り越えながら、楽しい高校生活が送れますように!