一言で言うと私自身の高校受験は失敗だったと思っている。

東京都の私立の女子高を推薦入試で合格した。

当時の私は中学一年生のときに英検三級合格したのを武器に、英語科もあり、確実に行ける高校の推薦入試で普通科の受験だった。

高校受験のとき、高校の授業内容やカリキュラムまで把握はしておらず、中学校の授業の延長みたいなものという認識程度。

それも失敗の一つだったと今なら思える。

高校一年~三年までの年間の授業単位数やカリキュラムの把握は親子で確認しておくことが大切な気がする。

だから私は何度も長女と志望校の授業カリキュラムや学校の特徴や学校が求めている人物像などを確認しては情報共有し合ってきた。

私も長女も時間を見つけてはパソコンやスマホで学校情報を検索しまくった。

 

今回の娘の高校志望校選びで得た知識だが、今は高校によって幅広いカリキュラムが多いのと、多様性の時代にあったコースもいっぱいある。

将来の夢がある場合は早く探せそうだけど、そうでなければ子供が求めている学校を、どう探して、どう見極めて、どう選び抜いて行くか。

授業の魅せ方、聴かせ方、楽しませ方・・・、それは「生徒を飽きさせない授業」に繋がっていると思う。

生徒が楽しい笑顔と楽しい笑い声で包み込まれるような、魅力的でかつ分かりやすい授業をするのが学校の売りでもあり特色の一つで、20代~40代のやる気のある若い先生が教えてくれる高校が長女の第一志望校。

勉強が嫌いな子でも、その高校に入ると勉強が楽しくなり塾に行かなくても成績が伸びるというのもその学校の強みであり特徴的なところ。

実際に、オンライン説明会の質疑応答のときに私が「在校生に質問です。学校の授業は楽しいですか?」って聞いたら、三名の在校生が「はい、授業も分かりやすく教えてくれて先生との距離が近くてすっごく楽しいです!勉強が嫌いな子でも好きになれるし、授業がつまらないってことはないです!授業が面白すぎて授業中に寝る人はいません!」って満面の笑みで元気よく答えてくれた。

授業が楽しくて好きじゃないと絶対に出てこない言葉だと思うし、在校生の本音で真実だと思った。

うちの娘もそういう学校で学業も部活も切磋琢磨、仲間たちと楽しく学んで毎日ワクワクした高校生活を送ってもらいたい。

普通の高校の授業単位が取れるのに、普通科と言えどアクティビティな授業もあったりして普通の高校の授業とはちょっと変わってることもあって、学校まで徒歩一分の寮生活のおかげでバスケも朝練や授業後~20時過ぎまで、め~いっぱい活動出来るし、やっぱりうちの子に合う学校はココかな!って思えた。

昨日は高校のコーディネーターさんとの電話で、「うちは田舎の学校なので、終電が20時30分」と教えてもらいました。

寮で運動部の人は、部活ごとに終わる時間が違うから部活ごとに夕食を取る形になるとのこと。

もし同じ部活の人が居なかったとしても、同学年の友達や先輩やお世話下さる女性スタッフさんがいらっしゃるので心強いです。

 

 

私の人生で11回(東京・神奈川の小田原方面・静岡県焼津市・川崎・横浜・兵庫・大阪)も引っ越しを経験してきていることもあってか、引っ越したり生活環境が変わって方言とかはあっても、もうどこに住んでも住めば都なんかなって変な度胸も付いてる。

だから娘も、やりたいことがあるのならどこに住もうが、どこで学ぼうが良いと思っている。

 

あんまり人生の過去を振り返ることはしないタイプだけど、娘の高校受験を機に自分の学生時代を振り返ってみた。

自分で選んだ私立の女子高だったけど、成績が良い私への妬みやひがみなのか、中間・期末テスト前に英語の教科書や国語の教科書を破られたり隠されたり、靴をゴミ箱に捨てられたり、毎日イジメ(命があっただけまだマシ)にあう散々な高校三年間だったけど、高校の三年間はそれでも毎日学校に行って無遅刻・無欠席・無早退の皆勤賞をいただいた。

イジメられてることを親には言えなかった。言える環境になかった。

高校も人間関係があるし、実際に入ってみないと分からないもの。

親に怒られないように、常に親の顔色を見ながらの生活で、勉強嫌いな私は学校の成績を上げるためだけに塾に行っていた。

私の時代はASD障害って診断されてはいなかったけど、対人関係が苦手で変なこだわりが強い私はおそらくASDなんだと思う。

 

 

中学三年生の時に両親が離婚したため、私立の学費を自分で稼いで払うために、高校一年生から専門学校卒業までは学校から帰宅後の夕方と土日祝日はファミレスやコンビニなどで22時まで働く日々。

たまにはバイト休んで友達と遊んだりもしてたけど、心の底から楽しい!と思えるような高校生活ではなかったのは確か。

記憶から消したい時代のことだから、だいぶ忘れてきた。

イジメた人たちの顔や名前とかも覚えていたけど、されたことしか覚えていなくて、もうすっかり記憶にない。

 

娘には後悔しないように、私の分まで、青春と呼ばれる高校生活をおもいっきり楽しんでもらいたい!

何をやっても楽しくて、吸収することもたくさんあって、毎日キラキラ輝く笑顔で楽しい高校生活送ってほしいなニコニコキラキラキラキラ