きまぐれニュース NO,7
今週の金言 鶏(けい)口(こう)となるも牛後(ぎゅうご)となる勿れ(なかれ)。
大きな団体で人の尻についているよりは、小さい団体でもその長になれ。
友人からこんな話をもらいました。
そこはトー・ラエムさんという女性が20年近く孤児たちの世話をしてきた公立孤児院 なのですが、 公立とはいえ、政府は米、水、薪、電気代のほか、食費として1日あたり4.5$(孤児 一人につき0.075$)、スタッフのトーラエムさんに月給として13$を支給するだけで、 実際の運営を支えるほどの補助は出ていませんでした。
かろうじて善意の 個人や団体 の支援に支えられながら、60人ほどの子供たちがトーラエムさんと共に暮らしていま した。
しかし去年の秋にサンライズというオーストラリアのNGOが政府 の委託を受け、この 孤児院の運営を政府から引き継ぐことになってから、大きな問題が始まりました。
このNGOは、 トーラエムさんを邪魔者と見なし、彼女を子供たちから分断し、排斥しようと動き出す。子供たちの実の母親のように愛情を持って子供たちに接してきたラ エムさん。もちろん子供たちから絶対の信頼を受けている彼女をです。追い出そうとする工作は子供たちの抵抗にあって失敗に終わると、今度は孤児院全体 に対して兵糧攻めを始めました。
まず これまで政府が孤児院に対して行ってきた米、水、薪の支給を断ち切り、また警 備員を3人も雇って孤児たちを支援しようとする善意の人々の来訪を妨害し始める。
さらには2005年3月からは、孤児院への送電を停止するという事まで行ないました。カンボジアで暑さが一番厳しい季節の送電停止、扇風機も止まり小さな子供たちは夜 眠る事も出来ず泣き続けました。
サンライズは政府との合意を根拠にこの孤児院が自らの「管理下」にあることを主張 しますが「管理者」として当然責任を担ってしかるべき子供たちに対しては何一つ支援を行わず、それどころか第三者の支援を妨害、以前でも苦しかったのに、それをさらに悪化させて自分たちの言う事をきかそうという悪辣なものです。
政府の委託を盾に、様々な嫌がらせにより、トーラエムさんを追い出し、子供たちを 取り込もうとするサンライズ、いったい何故そんなことをするのでしょうか?
私が見たところによると、彼らはオーストラリア国内で、カンボジアの孤児を支援するNGOとして名を上げ、彼ら自身の事業を拡大する事にだけ関心があるのでしょう。自分たちが支援する対象の孤児たちに苦痛を強いても、孤児院の運営を行おうとするその姿勢には、子供たちへの愛情が一片も感じられません。
実際今回、彼らに会いこういった事を止める様交渉したのですが、まるで役人と話しているようで、孤児に対する愛情もNGOらしいカンボジアに対する思い入れも全く 感じることができませんでした。
彼らがトー・ラエムさんを追い出そうとする理由は、トー・ラエムさんが寄付金を横 領し、子供たちを虐待・洗脳しているからだと言いますが、しかしこれは彼らが彼女を排除するために無理やり作られた口実で、しかもそれは全く根拠のない捏造。
そしてもし仮に、これが事実であったとしても、子供たちに犠牲を強いる発想は孤児院 を運営しようとする人間にとって絶対にやってはいけないことではないでしょうか。
サンライズの措置は正当化されるはずもない、子供たちの基本的人権に対する重大な 侵害です。
子供たちは今「お母さんから引き離されたくありません。どうか私たちを助けて下さ い。」と叫び、子供ながらに一生懸命サンライズの嫌がらせに対抗して、苦しい生活に耐えています。
現場の孤児院を見れば、洗脳や虐待など根も葉もない作り話であることは明白なのですが・・。
さらに今年の10月1日には定年退職という理由でトーラエムさんを追い出す計画を、 サンライズとその意向を受けた一部役人が進めています。
子供たち自身が精一杯の抵抗を今続けていますが、カンボジアでは恣意的権力が汚職 と不正をバックアップしていて、正義を実現するためには、子供たちだけの力では残念ながら力不足という悲しい現実です。
そしてここの所では遂に、今まで孤児院にお米などを支援していた団体に対し支援を止めるように圧力をかけ、米すら入ってこない状態にしてしまったのです。
今まで苦しい中でも米の支援があったため、小さな魚の切り身や、あるときは塩汁に少しの野菜のういたものなど僅かなおかずで 食事をし、何とか持ちこたえていた子供たちですが、ついに食料を全て止められてしまったのです。
子供たちを命の危険にさらしても、自分たちの事業の拡大を企むサンライズはNGOの看板を下ろし、カンボジアからすぐに出て行くべきです。
この計画を阻止し、サンライズの人権侵害行為を止めさせるため、私はメディアに訴えかけ多くの人の協力を求めようと今計画中ですが、なにせ時間がさし迫っている事があり、とりあえず知り合いの方々に協力を仰ぎたいと思って今動いている所です。このほどの食糧支援に対する妨害に対して緊急の資金集めもしなければなりません。
今こんな事で、カンボジアで学校を建てたり孤児たちの支援をしている伊藤さんという友人
(彼のホームページアドレスhttp://www.geocities.jp/cambodia_life_net/)
と駆け回っています。
9月22日~25日には東京などで、この事態を公にする、展示会も開きます。友人の方 にも連絡してもらえるとありがたいです。
主催シェムリアップ県立孤児院子供たちの叫びキャンペーン
連絡先 090-4830-7684伊藤 090-3451-9290大島
期日 9月22日(木)~25日(日) 1時~7時30分
会場 目黒区五本木2-20-1 聖パウロ教会(東横線 祐天寺下車)
電話 03-3710-6031
展示 写真 大島俊一(フォトジャーナリスト)、郡山総一郎(フォトジャーナリスト)
山田 宏次郎(フォトジャーナリスト)
賛同人 安田純平(ジャーナリスト) 南風島渉(フォトジャーナリスト)山本宗輔 (フォトジャーナリスト)
桃井和馬(フォトジャーナリスト)林克明(ジャーナリスト) 豊田直巳(フォトジャーナリスト)
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特定非営利活動法人NGOモニティ の目的・・・資金、人材、知識、情報などを提供するネットワーク。
社会問題に直面されている人たちを支え、資金、知識、人材、情報を提供し一緒に解決していく。
文責 栗本英世
okacchome@yahoo.co.jp
http://cambodiakids.org
〒522-0064 滋賀県彦根市本町1丁目5番25号
特定非営利活動法人NGOモニティ 栗本英世
TEL & FAX 0749-27-1325
080-3110-7745
『カンボジアこどもの家』栗本 英世
5/260 Soi 93 Sukhumvit Rd. Bangkok Thailand
大きな団体で人の尻についているよりは、小さい団体でもその長になれ。
友人からこんな話をもらいました。
そこはトー・ラエムさんという女性が20年近く孤児たちの世話をしてきた公立孤児院 なのですが、 公立とはいえ、政府は米、水、薪、電気代のほか、食費として1日あたり4.5$(孤児 一人につき0.075$)、スタッフのトーラエムさんに月給として13$を支給するだけで、 実際の運営を支えるほどの補助は出ていませんでした。
かろうじて善意の 個人や団体 の支援に支えられながら、60人ほどの子供たちがトーラエムさんと共に暮らしていま した。
しかし去年の秋にサンライズというオーストラリアのNGOが政府 の委託を受け、この 孤児院の運営を政府から引き継ぐことになってから、大きな問題が始まりました。
このNGOは、 トーラエムさんを邪魔者と見なし、彼女を子供たちから分断し、排斥しようと動き出す。子供たちの実の母親のように愛情を持って子供たちに接してきたラ エムさん。もちろん子供たちから絶対の信頼を受けている彼女をです。追い出そうとする工作は子供たちの抵抗にあって失敗に終わると、今度は孤児院全体 に対して兵糧攻めを始めました。
まず これまで政府が孤児院に対して行ってきた米、水、薪の支給を断ち切り、また警 備員を3人も雇って孤児たちを支援しようとする善意の人々の来訪を妨害し始める。
さらには2005年3月からは、孤児院への送電を停止するという事まで行ないました。カンボジアで暑さが一番厳しい季節の送電停止、扇風機も止まり小さな子供たちは夜 眠る事も出来ず泣き続けました。
サンライズは政府との合意を根拠にこの孤児院が自らの「管理下」にあることを主張 しますが「管理者」として当然責任を担ってしかるべき子供たちに対しては何一つ支援を行わず、それどころか第三者の支援を妨害、以前でも苦しかったのに、それをさらに悪化させて自分たちの言う事をきかそうという悪辣なものです。
政府の委託を盾に、様々な嫌がらせにより、トーラエムさんを追い出し、子供たちを 取り込もうとするサンライズ、いったい何故そんなことをするのでしょうか?
私が見たところによると、彼らはオーストラリア国内で、カンボジアの孤児を支援するNGOとして名を上げ、彼ら自身の事業を拡大する事にだけ関心があるのでしょう。自分たちが支援する対象の孤児たちに苦痛を強いても、孤児院の運営を行おうとするその姿勢には、子供たちへの愛情が一片も感じられません。
実際今回、彼らに会いこういった事を止める様交渉したのですが、まるで役人と話しているようで、孤児に対する愛情もNGOらしいカンボジアに対する思い入れも全く 感じることができませんでした。
彼らがトー・ラエムさんを追い出そうとする理由は、トー・ラエムさんが寄付金を横 領し、子供たちを虐待・洗脳しているからだと言いますが、しかしこれは彼らが彼女を排除するために無理やり作られた口実で、しかもそれは全く根拠のない捏造。
そしてもし仮に、これが事実であったとしても、子供たちに犠牲を強いる発想は孤児院 を運営しようとする人間にとって絶対にやってはいけないことではないでしょうか。
サンライズの措置は正当化されるはずもない、子供たちの基本的人権に対する重大な 侵害です。
子供たちは今「お母さんから引き離されたくありません。どうか私たちを助けて下さ い。」と叫び、子供ながらに一生懸命サンライズの嫌がらせに対抗して、苦しい生活に耐えています。
現場の孤児院を見れば、洗脳や虐待など根も葉もない作り話であることは明白なのですが・・。
さらに今年の10月1日には定年退職という理由でトーラエムさんを追い出す計画を、 サンライズとその意向を受けた一部役人が進めています。
子供たち自身が精一杯の抵抗を今続けていますが、カンボジアでは恣意的権力が汚職 と不正をバックアップしていて、正義を実現するためには、子供たちだけの力では残念ながら力不足という悲しい現実です。
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子供たちを命の危険にさらしても、自分たちの事業の拡大を企むサンライズはNGOの看板を下ろし、カンボジアからすぐに出て行くべきです。
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主催シェムリアップ県立孤児院子供たちの叫びキャンペーン
連絡先 090-4830-7684伊藤 090-3451-9290大島
期日 9月22日(木)~25日(日) 1時~7時30分
会場 目黒区五本木2-20-1 聖パウロ教会(東横線 祐天寺下車)
電話 03-3710-6031
展示 写真 大島俊一(フォトジャーナリスト)、郡山総一郎(フォトジャーナリスト)
山田 宏次郎(フォトジャーナリスト)
賛同人 安田純平(ジャーナリスト) 南風島渉(フォトジャーナリスト)山本宗輔 (フォトジャーナリスト)
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文責 栗本英世
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