にんじん触手 -2ページ目

にんじん触手

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今日、姉が我が家に帰ってきた。


診察を受けて、薬をもらうため。



姉は我が家に来て、明らかに私を避けていた。


あるいは私の被害妄想かもしれない。


でも、それでもいいや。


たまたま私がいた部屋と姉が来たリビングは別室だった。


久しぶりに会うのに、一言もない。


できれば、会いたくないのかもしれない。


何せ、腕に幾重ものしるしを持った化け物だもの。



今まで姉は私がいたから、病状も不安定で、


病気が良くなることもなく、私に引きづられていた。



私の想いなんてお門違いだったんだね。


姉のために、自分のうつ病を捨てるなんて、


まるで、嘘だったんだね。


一番、姉を苦しめてたのは私だったんだね。



でも、でも、見捨てないでよ。


私を切り捨てないでよ。


これでも、ねぇさんを想ってるから。


迷惑でも。



私がいなくなればいいのかな。

最近は泣くことも少なくなった。


何でだろう。


今の生活に堕落した?



このままじゃいけない、そう思ってる。


これを書いてる今は。



でも、普段はそんなこと微塵も考えない。


だれた生活、


なんとなく過ごす生活、


笑っていられる生活、



本当に私はうつ病?


逃げてるだけじゃないの?


何もかも、逃げたからそのつけがまわったんじゃないの?


今もそう、逃げてるんじゃないの?


病気なんかじゃなくてさ。逃げてるんじゃないの?

一つ、理解できたことがある。


自分を傷つけると安心するんだ。


だから、不安なときとか、苛々したときとか、


自分を傷つけたくなる。


それで、心がおさまるから。


心がすとんと安心するから。


誰にもとがめられたくない。


でも、誰も傷つけたくない。



じゃぁ、どうしたらいいんだろうね。