制度改革 | mo-niの土地家屋調査士・受験奮闘記録&その後

制度改革

 

新しい制度や、新しい仕事方法はほんとにワクワクする。

 

調査士人生で今現在もっとも衝撃的で便利なのは、

 

「調査士報告方式」かな。

 

一昔前は、結構細かくその地域毎に法務局の支局があって、

 

登記申請はそこに提出しなければいけなかった。

 

1時間かけて登記申請書を出しに行き、登記が完了したら1時間かけて登記完了証を取りに行ってた。

 

当時は登記が完了したという通知メールがきたりしないし、電話がかかってくる事もない。

 

もう出来てるだろうと予想し取りに行ったら、まだ未了で手ぶらで帰ってくる事もかなりの回数経験した。

 

電話をかけたら完了しているかどうか教えてくれるが、支局は少ない人員で作業しているので

 

毎回電話をかけるのは大変気が引ける。

 

今はほんとに便利。

 

事務所からクリック一つで申請し、登記が完了するとメールで通知、完了証はダウンロードでゲット。

 

もう便利すぎて過去には戻れない。

 

 

 

調査士人生で現在2番目に衝撃的で便利なのは、

 

G空間の地図データ無償公開。

 

これは知った時、めちゃくちゃ体内で血が踊った。

表現もうちょっと頑張って

 

公図の中には、測量図の寸法とは全然合わないデタラメな形状で描かれているものもあるので

 

法務局のプライド的にも、そんな内部的で便宜上つけた座標値の公開は無理だろうと思っていた。

 

が、公図どころか法務局作成地図や地籍図の成果まで無償で取れるようになるだなんて、

 

もう驚き、桃の木、山椒の木

だからその表現なんなん

 

上記2つの実用性とインパクトはとてつもなく大きかった。

 

 

そして、さらに今後調査士にとって大きな大きな利便性があるだろうと思われるのが、

 

「他管轄の戸籍証明書、改正原戸籍、過去除籍謄本も含め最寄りの役場で全て取れる」制度。

 

これが2024年にも開始されそうとの事。

 

調査士の業務の中で戸籍を1から集めるという作業はさほど多くない。

 

私程度のちんけな事務所だと、年1回あるかないか程度なのでそれほど大きな恩恵は受けないが、

 

でもでも便利なのは間違いない。

 

早く開始にならないかなぁ・・・

 

ただね、どうやら調査士の職務上請求書は使えないらしいのですよ。

 

本人が最寄りの役場に行った時のみ使える制度みたいで・・・

(これ調査士や司法書士が高齢の依頼人を自分の車に乗せて役場に連れて行き同行する案件増えるぞ(笑))

 

なんで?なんでなの?なんでそんな仕様にしたの?

 

結局調査士が職務上使って、個々の本籍地に請求すれば取れちゃう(結果は同じ)のに、

 

依頼人に料金負担を多大にかけさせる理由は何?

 

 

最後はちょっと不満になっちゃったけど、今後も利便性が高く心がワクワクする制度改革が

 

じゃんじゃん出てきてくれる事を願う!