2013.11.09 文鳥のこと① ゴマとクックさん | こころのサンキャッチャー

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1999年09月26日。

我が家の庭に、突然見たことのない鳥が二羽、迷い込んできました。近づいても、逃げる様子もありません。

以前十姉妹を飼っていた残りの餌があったので、地面にこんもり山にすると……パクパク。お水も、こくこく。

野鳥図鑑で調べます。
「文鳥みたいだよ」
「逃げないね……」
「ケージ、あったっけ?」
「買ってくる!」

手をそっと伸ばして暫く待ちます。
「おいで……おいで……」
一羽がピョコンと手に乗ると、もう一羽も続きます。

私の右腕を駆け上がり、二羽とも背中へ移動。
「佳ちゃん早く早く!」
裏口から忍び足で居間へ。

「迷い鳥だよね……」
「手乗り文鳥じゃない?」
「飼い主さん探してるかな」「う~ん、とりあえず明日の新聞見てみようよ。あんだけ食べてたんだもん、また放して餓死させたくないし」

話している間も、二羽は私の背中でじっとしています。そうしているうち、母がピカピカのケージを手に帰って来ました。

「ハイ、二人とも~ここが新しいおうちだよ~」

手をケージの入り口に添え、背中の二羽に呼び掛けます。

「ごはんもお水もあるよ~」

暫くすると、ごま塩頭の子が腕をつたってケージの中に。続いて真っ黒頭の子も新しいおうちに入ってくれました。二人とも、一心不乱に餌をついばんでいます。

「飼い主さんが広告等で探しているのを見つけたら返す。」ことを前提にお世話することを決め、二羽に名前をつけました。

「ゴマ」と「クック」。この時点では、二人がまだオスかメスかもわかりませんでしたが、クックさんがゴマの後を追って行動していたので、つがいだろうな、と思っていました。




ゴマ、クックさん、我が家に飛んできてくれてありがとう。二人がいなかったらした、文鳥の優しさ、可愛らしさ知らずにいたところだったよ。一軒隣でも出会えなかった。家族が庭に出てる時でよかった。心から、出会いに感謝します。

そして、前の飼い主さん……我が家では「ゴマ」「クック」と名付けましたが、もともとのお名前は何と呼んでいたのでしょうか。二人ともとても人懐こく、お行儀のいい文鳥さんで、ゴマは2002年、クックさんは2006年に天使になりました。天使になるまで、○○家一同できるだけの愛情を注いできたつもりです。

ゴマとクックさんは歴代の文鳥さんと共に、ベランダのプランターに眠っています。震災の影響もなく、今日もポカポカ太陽さんの光を浴びています。

プランターには、文鳥の大好物・はこべを植えました。スズメさんが場所を覚えてしまって、あっという間になくなってしまいます。

ゴマとクックさんをお返しすることができず、辛い思いをさせたと思いますが、いつでも二人に会いに来てください。ゴマとクックさんも、会いたがっているはずです。