
前回に引き続き、ある情報誌で企画した
広島市内イタリアンレストラン各店の
オリジナル・ヴェネツィア料理メニューを
取材・撮影してきました



まずは広島市中区の中心地の喧噪から少し外れた場所に位置する
「スペランツァ」というお店

お店の前を川が流れ、穏やかな時間を過ごせそうな
心地良い空間です


そして今回のために考案していただいたメニューはこちら
▲「カボチャのニョッキとトリッパの煮込みソース」
秋の雰囲気たっぷりの、カボチャのニョッキは
ほんのり甘くて優しい味わい


そのニョッキとともにトリッパ(牛の第二胃=別名ハチノス)
の独特の弾力が楽しい食感が
トマトソースに絡まって、厚みのある味わい


次に訪れたのは、オーナーシェフが
広島のイタリア料理界の重鎮としても有名な
「ガビアーノ」


広島市中区の閑静な住宅街にある、
老舗のイタリアンレストランです


先日モニ姉も同店をレポートしているので
こちらもぜひ↓
「広島のイタリアン☆ il Gabbiano」
こちらの永迫シェフはローマの日本大使館でシェフを務め、
ボローニャ市の国際料理コンテストで優勝したこともある
まさに重鎮と呼ぶのに相応しい方です


取材にお伺いした際には、オリジナルメニューを迷っておられましたが
私たち取材陣と相談の結果、永迫シェフが作り上げていただいたのが
こちら

▲「イカスミのリゾット詰め 水イカの姿蒸し焼き」
イカスミ料理はヴェネツィアが発祥


イタリア米を使ったイカスミのリゾットを水イカに詰め、
蒸し焼きにしてエビやムール貝などを添えています

素材を大切にしたシンプルな味わいが
静かな住宅街に海の香りを運んできてくれます


最後の取材先は、
前述の「スペランツァ」の前を流れる川の
2km弱ほど上流にお店を構える
こちらも超有名店の「ラ・セッテ」(広島市中区)



ちなみに「スペランツァ」のオーナーシェフは
この「ラ・セッテ」や前回紹介した「ヴィアーレ」で修行をされた後に
一年前に独立開店したそうなのです(ノ゚ο゚)ノ
と、話が逸れましたが

正統派イタリアン代表の「ラ・セッテ」の
落ち着いた店内の雰囲気にホッとします

そしてオリジナルメニューの方は
やはりヴェネツィアと言えば魚介類は外せないということで
ワタリガニがお皿から溢れる豪華な一品


▲「瀬戸内の魚介を使ったキタッラ・ヴェネツィア風」
カニのほかにもカサゴ、メバル、ホタテなどが
一皿の中に集結


濃厚なスープを生み出して、
断面が四角いキタッラというパスタに絡まり、
魚介の旨味が存分に味わえます






以上、前回ご紹介した1店舗と今回の3店舗のレストラン、
そして前回ワインのお話を伺った「グラン・ヴァン18区」
の系列店「クチーナ・ビアンコ」(広島市中区)の
計5店舗で「ヴェネツィア」フェアが始まります

〈各店とも概ね10/6(土)~11/25(日)開催〉
(※「クチーナ・ビアンコ」はオリジナルメニューの設定はなく、
期間中のヴェネツィアワイン提供のみ)
ということで、今回の取材で各店に伺ってお話を聞いてみると
広島のイタリアンレストラン同士での横のつながりはあるものの、
忙しさにかまけて、何かのきっかけがなければ
なかなかこのような共同企画は実現しないのが現状だそう(*゚ー゚*)
この度はモニカツとは別の媒体での企画となりましたが
次はぜひモニカツとして
広島のお店を集めた企画を立ち上げたいと思うのでした

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日本人の琴線に触れるイタリア part 2
ALICE VISCONTI「LA MIA POCA GRANDE ETA'」(1975/CBS)
イタリアンSSWが21歳で発表したデビューアルバム。
クラシカルで深遠なストリングスに彩られた「Pensieri Nel Sole」の
日本人の琴線に触れるドラマティックな盛り上がりと
荘厳で哀愁を帯びたメロディーは、
ABBAにも似たシンフォニック性も相まって
感動的なダイナミズムを生む。
終盤で鳴り響くピアノは、
まるで新鮮な魚介のような艶やかで満ちあふれる生命力と、
濃厚で複雑に絡み合うスープを彷彿とさせ、
素材それぞれが絶妙のバランスで主張するヴェネツィア料理さながら。