受難節には、カトリック教会で、十字架の道行

という、信心があります。

 

イエス様の十字架をしのび、黙想する信心です。

 

死刑宣告→十字架をになう→イエス様がお倒れになる→

母マリアに出会う→クレネのシモンの助けを受ける→

イエス様がベロニカより布を受けとる→

イエス様が再びお倒れになる→

イエス様エルサレムの婦人を慰める→

イエス様、三度お倒れになる→

イエス様の衣がはがされる→十字架につけられる→

イエス様が十字架上で息をひきとる→

イエス様が十字架から降ろされる→

イエス様が墓に葬られる→十字架賛歌→

主の祈り→結びの祈り

 

 

カトリック教会の聖堂には、絵や彫刻でこの

信心を表し、掲げてあります。

 

初めは、聖家族の置物のような、壁飾りかと

思いました。

それに、何枚もあるとは気がつきませんでした。

 

その場面、場面に移動しながら先唱と一同が、

その様子を唱え黙想します。

 

初めて参加した時には、何か形式的だなと思いながら

一留、二留と進んでいくうちに、なぜか涙が😭

このわたしが、人前で泣く?なんてあり得ない❗️

 

当然涙だけではなく、静寂の中しょぼん

鼻水をすする、凄まじい音が😭  ひ   び  く。

 

その情景が浮かんで来て、イエス様が

十字架に❕

 

止める事も、声を上げる事も出来ず

ただ、茫然と見てるだけの自分がいました。

 

終わってから、ペテロさんが

 

「みんな、静かに黙想してる中、誰がズルズル鼻水

すすってるのかと思ったら、お前か。」

 

って。

 

「わたしも、泣く😭なんて思ってもみなかったけど、

仕方ないでしょ。自然に涙が出てくるんだから。」

 

 

と、初めての十字架の道行は、無事に?終わりました。

 

二年目は、さすがに泣く😭事はないだろうと

思ってましたが、やはり、泣いてしまいました。

 

その時に、鼻水すすったのは、わたしだけではなく、

もう一人おられたので、ちょっぴり気持ちが軽くなりました。

 

受難節、プロテスタントの方も、十字架の道行、

体験されると、もっとイエス様の十字架が身近に

迫って来ますよ。(わたしもプロテスタントですが)

 

主よ、憐れみたまえ‼️