あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。                      レビ記19章18節

 

最近、また老老介護のご家庭で、夫が妻を殺害し自分も死のうとした痛ましい事件がありました。仲の良かったご夫婦だったそうです。

 

こういう記事を読むたびに母の言葉を思い出します。

 

「もう、じいさん殺してもええかね。」

 

「え?どうしたの?」

 

  「◯子(姉)に、こんな状態なんよと言ったら、

    そういう病気(認知症)だから、仕方ないやろ。って言われた。 」

 

「いや、ちょっと待って!どんな状態なの?」

 

電話で窮状を聞き、たとえ父との確執があったとは言え、知らなかったでは済まされ

ない、深刻な事態を知らされました。

 

すぐに、介護保険の申請をするようにしてヘルパーさんを頼みました。

こんな状態になるまで、ほったらかしにした自分。

母は子供に迷惑をかけないよう、それだけを考えていたのでしょう。

わたしは、自分の母の隣人にさえなれてなかった。(T ^ T)

 

わたしの年代になると、親の介護は避けては通れない問題です。

わたしみたいに、ギリギリで難を逃れるのではなく、早めに親の状態を把握してあげられるように、話をする、行って見る。

心配事の相談にのってあげて下さい。

親に限らずご近所さんでも。

誰かが気にかけてあげる事が、その人の隣人になれるのではと思います。

 

主よ憐れみたまえ‼️