こんばは、昨日の午前12時前の話ですが、猫の銀次がどこの猫かも分からない猫と喧嘩しました。模様は銀次そっくりな猫で夜俺が熟睡した頃猫同士の大乱闘を繰り広げている事から、胸騒ぎに成り起きてしまいました。

聞きなれた猫の声で、あの声の猫はあいつだったのかと後で理解しました。昨日は、本当に未だかつてない大乱闘の戦いでした。このままそっとした方が良いのかなと思いましたが、胸騒ぎが余りにも激しさを増して、銀次を助けに行く事を決意しました。夜家の玄関の鍵が全て施錠されていたので、鍵を開けて銀次の救出をしたのです。どう見てもヨボヨボの銀次には勝てない相手であると感じました、だって体格が良い猫だったからです。俺は余所の猫を精一杯追い払いました、追い払った時にはすぐ逃げて行き、銀次を家に入れてやるつもりでしたがあいつは気が立った状態で、そっとするしか無かったのです。最初猫同士の闘争に目を覚まして、胸騒ぎが起きて行動した時は、どう見ても銀次では差し違えて勝つ事さえままならない雲泥の差の有る猫だったのです。

猫は縄張りを広げる生き物なのですね、しかしだからと言って動物だからと言ってそれを許す訳には行きません、家には銀次がいるのですだから尚更銀次が天寿を全うすまでは銀次の縄張りを脅かす敵との闘いが俺には課せられているのかも知れませんね。

これは倫理に外れていると意見する事は分かっています、しかし言わせて下さい。猫は命有る生き物、猫は皆平和な人生を送る権利が有ると思います。縄張りを主張する事は分かっていますが、それでも喧嘩を抑制する事を選ばないとどちらかが死ぬまで喧嘩するというのも有りだと思います。

正直言って昨日は銀次が下手すれば死んでいたかも知れないと思いました、何せ見た感じは銀次よりも体格が良く力も有りそうで銀次を簡単にねじ伏せられそうなタイプの猫でした。去勢された猫かどうか分かりませんが、万が一去勢していない猫ならば気性は他の猫よりも荒く尚去勢を遠い昔に幼い頃に終わった銀次に比べれば、有利な点はいくつか見受けられます。猫は有利な事を考えて縄張り拡張を図る動物なのですね、猫は弱い物が屈服させられて強い者が思い通りというのが遣る瀬無い社会だなと思います。

もし、あの猫が飼い猫ならばこう思います、自分の居場所が有って何が足りないのだと言いたいです。そう思っていたとしても、喧嘩で縄張りを拡張するのが猫ですから、それも猫社会の掟と思うと何だか空しくなります。

俺は猫よりも強いけれども、より弱い猫の縄張り社会に介入しても、根本的な解決が成された事があったとしても又新たに弱い猫がのさばる社会に成って又銀次を標的にすると言う負のスパイラルです。何度も銀次の喧嘩に掛け合っています、しかしより弱い猫がもう俺の家を荒さなくなっても又新たに俺の家を荒す猫がやって来るの繰り返しです。俺は今まで猫同士の争いの中銀次の傍観者には成らない生活を送っていました、それでも相変わらず銀次は気の弱い他の猫に馬鹿にされる猫のままで、銀次の家は次から次へと違う猫違う猫が荒らしに来るのです。

他の猫の陣地荒らしを良く行う猫は、本当に自分の事しか考えられない勝手な奴ですね。人間は自分の住む場所確保すれば、不平不満で争わないのに動物社会はそんな事はしないのに、動物社会はそれが一筋縄にはいきませんね。

俺だって、3m以上の水槽家に置きたいと思いますし、貧富の差に不平不満は有ります。それでも人間はトラブル起こさず生きているのです、それなのに縄張り拡張型の動物は貧富の差に不平不満を言って争う事を選んでいるのが嘆かわしい所です、それは人間社会では法律の社会が当たり前ですが、他の生物社会は無秩序で無法地帯な社会で生きなくてはいけないです。だから尚更動物社会に法律をと、声高に叫んでしまう事が多々有る俺です。

そんなこんなで銀次のやり切れない話は、これで終わります。