

こんにちは、オオアタマガメの更なる大型化計画を計画しています。オオアタマガメの飼育をして2年8ヶ月になりますが、本当に苦労の連続ですよ。15㎝を超えているのですが、しかしそれでも迫力はまだまだ出てはいないと判断する個体なのです。オオアタマガメは、小学生の頃は泳ぐ亀の定番種になっていました、もっと言えばミドリガメの次位定番と言える亀だった事を覚えています。
図鑑にオオアタマガメの名前は無いとは言えない位、有名だったのですがしかし亀の定番種でも大学生に成ったら輸入が厳しくなるなんて、予想もしていなかったのです。それは小学生の頃、ホームセンターで取り寄せてでも飼いたかったのですが、しかしミドリガメよりも凶暴な一面性があるので、取り扱いには気を付けないといけないなんて考えてもいませんでした。あの頃はずっと、このままオオアタマガメが定番種を固定される時代が続くと思っていたのですが、しかし若い内は考えを誤ってしまうものだったとオオアタマガメのワシントン条約掲載の話から深刻さを受け止める様になりました。それでも、繁殖個体のコンスタントな輸入を願っていたし、繁殖個体と名の付いた個体が良く出回った時期もありましたが、しかしそれは野生捕獲個体が主流だったということをそういう情報が流れていた何年か後に聞く事となりました。ワシントン条約で、輸入が禁止されるというのはびっくりしてしまいます。
サイテスⅠ(アジアアロワナの様に例外はありますが)の動物の飼育方法は、国内では掲載しないことが当たり前ですが、しかしそれをするというのは間違っている感じもします。
オオアタマガメは、新しい水に弱いという文章表現もありますが、それは信じてしまってはいけないものなのです。広範の水棲亀は、極力綺麗な水を提供する飼育方法が向いている生き物なのですが、しかし水棲亀は全般的に新しい水を提供し過ぎは良くないという意見もあります。そういった意見を鵜呑みにすると、病気になってしまう危険性は、否定できないため出来るだけ頻度を多くしてやる飼育方法が重要なのではないかと思います。水換えが弱点だと明らかにそうである種は、もう熱帯魚の飼育方法をするというのに限る感じがします。特にスッポンモドキやメキシコカワガメ等はそうです。けれどもオオアタマガメとハミルトンガメ等ばかりは、そうは行きません。熱帯魚同等の飼育方法は、しないに越したことはないのです。この亀は、水陸両用の傾向が強いという事から新しい水の提供は、熱帯魚以上に必要です。特にオオアタマガメは特殊で、毎日に近い位新しい水を提供してやっています。
生き物の飼育は、情報を鵜呑みにするのではなく目に映る物だけ信じましょう。