またまたこんばんは、今日で三回目のブログになります。
皆さんこの亀は、なんという亀か分かりますか?
オオアタマガメです、ワニガメの様な姿をしているけど実は祖先はリクガメに近いといわれています。オーストラリアの有袋類が、様々な動物に姿は似てるけれども祖先は似て非なるものと成る収斂現象によってこの様な姿になったのです。収斂現象は珍しいようで実は珍しくないものなのです、ヤブガメというホシガメに似たリクガメがアフリカに生息していますが、それも収斂現象によってホシガメと見分けが付かない位似てしまったのかもしれません。
名前を言い忘れていましたが、オオアタマガメの名前はダイです。
国際希少動植物登録票を、ダイにも発行してもらいました。
辛うじて幾つかの場所で養殖されているので、養殖場での繁殖が順調に行けばもしかしたら再度輸入も夢ではないかもしれません。国際希少動植物登録票が必要な生き物は、何も「輸入するな」というものではないのですが、そうするまでに途方もない年月が掛かるものなのです。
当時オオアタマガメは、外来種に成りうるのではと考えていたのですがそれは違っていました。それは温帯に生息する種類のオオアタマガメがいるということからそう成り得るだろうと考えていましたが、しかし他の者に排他的な所がこれ程までに強いということから国内での繁殖も難しいものなのです。それが原因で繁殖をさせることもままならず、ペットや食用等の捕獲によって数が激減してしまったのです。
実は人によっては、オオアタマガメだけをこよなく愛しコレクションする人も中には結構いるらしいです。もうオオアタマガメの入手が困難になってしまった今、私のやるべきことは一つダイを一人前の大人にする事です。
小学生の頃から欲しがっていたオオアタマガメは、ワシントン条約が適用される前は当時スーパーファミコンやファミコンの新品のソフトが一つ買える位の値段で売られていたのですが、2003年にワシントン条約で取引の規制が掛かって以降徐々に価格が上昇し、3DSが買える値段からパソコンが買える値段へと上昇しました。
今ダイは当時4cmだった甲羅も、今では8cmを超え大人の階段を登っています。