※この日記は回想で書いています。
(現在は2016年8月)
(現在は2016年8月)
熱血コーチはテーブルの向かいに座り、
私に聞いた。
「何の病気?」
「えぇと… がん…なんです。」
熱血コーチは聞いた。
「何のがん?」(直球だな〜)
む、胸の…
小さな声で答えた。
「そうでしたか…」
その後、私は病気がわかるまでの経緯、
病気を隠してテニスをやってきたこと。
精密検査をして、まだ結果がわからないが
抗ガン剤、手術もするかもしれないこと。
など、洗いざらい話した。
コーチは私が急激に痩せたので、あれ?
と思っていたこと、
コーチの奥さんの家族もがん闘病していて
抗ガン剤やっているけど元気なこと、
うちの奥さんにも乳がん検診受けてほしい、
など、ざっくばらんに話してくれた。
治療が始まるまで、ギリギリテニスを
やりたい、でも前みたいにハードには
できないと伝えた。
「わかりました。
ただ、コーチの間で情報を共有しなければ
ならないので、伝えても良いかな?」
と聞かれ、
いずれ戻ってきたいし、お願いします。
と伝えた。
その後、熱血コーチは、全く態度を変えず
接してくれた。
それはとてもありがたかった。
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