イトヒキハゼ4 | ドジョウ日記 Loach life

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イトヒキハゼのその後

前回60センチ水槽で共生行動を確認できたところで終わりました。それが2月21日。

月日は流れ4月1日、今度はイトヒキハゼを60センチ水槽から30数センチの小型水槽に移し変えました。

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使っていた砂と水槽の水はそのまま。
外掛けフィルター+底面式フィルターで生体はイトヒキハゼ、テッポウエビ、ヨロイイソギンチャク。

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4月9日の様子。どうやらまだテッポウエビの巣穴が完成していない模様。イトヒキハゼもなんだか落ち着かないような顔つき(笑)

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4月13日、どうやら巣穴が完成したらしくそこにすっぽり隠れている。このような引きこもりの状態が数日続きました。テッポウエビ姿は見えず…


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4月17日、共生を確認。

2度の水槽の移し変えと観察で思ったのですが、水槽内でテッポウエビとハゼが共生生活をするのにはある程度の日にちがかかるんですね。飼う前は出会って1日目で共生、と思っていたのですが、お互い水槽内では様子を伺いつつ、敵ではないと認識したら共生するみたいです。マハゼやアベハゼが巣穴に近づくとパチン!っとハサミを鳴らして威嚇するのですが…どのように共生するハゼを認識しているのか…不思議ですね。


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それから定期的に引越しをするようで、このようにガラス面にそって巣を作り共生することもあります。

自然界や水族館なんかでは巣穴がもっと深く掘られているんだと思いますが、これぐらい浅くても大丈夫なようですね。

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テッポウエビがいるとこの様に1日で地形が大きく変わることがあります。面白いですね。

しかし6月21日、飛び出しによって死なせてしまいました…。😱
去年の10月16日に我が家にやってきて8ヶ月、丈夫で病気もせず元気だったのでショックでした。
イトヒキハゼ、ありがとう…

最後にイトヒキハゼ飼育のまとめ。

水槽は30数センチの小型水槽でも十分飼育できる。

乾燥ブラインシュリンプ、ゴカイなどをよく食べた。

丈夫で病気になりにくい。水質、塩分濃度にもうるさくなく汲んできた海水でも十分飼える。(河口付近から汲んできた海水を使ったこともあったが問題なかった)


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共生ハゼの入門種として最適なのでは、と思うぐらい綺麗で飼いやすかったイトヒキハゼ。もし釣れたらテッポウエビと一緒に飼育してみてはどうでしょうか。

今回でイトヒキハゼ回は終わりますが、テッポウエビはまだ生きているので新しいパートナーのハゼを探しています。採集でき次第、更新しますね。それでは。