SVO+原形不定詞を取る動詞をみていこう。
原形不定詞とはtoがつかない動詞の原形のことだ。
この形の動詞は知覚動詞と使役動詞があり、それぞれどういう動詞があるかある程度頭に入れておくことが必要だ。
知覚動詞 see, hear, feel, watch, perceive, notice など
使役動詞 make, let, have, bid, help など
I heard the bell ring.
I felt my heart beat with joy.
The hunter saw a bear approach the river.
Did you perceive anyone come in?
私はベルが鳴るのを聞いた。
私は心臓が喜びでどきどきするのを感じてた。
猟師はくまが川に近づくのをみた。
誰か入ってくるのに気が付きましたか。?
これはベルが鳴るのを聞いた、と言っているだけで、実際はもっと前になったのを思い出して言っているだけかもしれない。そこははっきりとしていない。もし聞いているときにベルがりんりんと鳴っていたなら、ringではなく現在分詞のringingをつかっているはずだが、とりあえず、・・・が~するのを、見た、聞いた、感じた、などと訳す。
I made him go by himself.
I had her clean the room.
We had a fire break out last night.
She didn't let anyone enter her room.
私は彼を一人で行かせた。
私は彼女に部屋を掃除してもらった。(使役の意味は弱い、してもらった)
私たちは昨夜火事に見舞われた。(~された)
彼女は誰も部屋に入れさせなかった。=She did'nt allow anyone to enter her room.
やや長い文で練習してみよう。見分けがつくか、ということだ。
Seeing his daughter every night and morning, without fail, look into the mirror, and seem to talk with it, her father at length asked her the reason for her strange behavior.
without fail 失敗なく→必ず at length とうとう、ついに behavior 振る舞い
いきなりseeingで始まっているので分詞構文、どこまでかを考える。Mをカッコに入れて文の骨格を見る。すると、every night and morningやwithout failを外して見る。lookとseemという動詞があるが、his daughterはseeingの目的語であり、seeという動詞がSVOCのCに原型の動詞をとることから、lookとseemはCの原形不定詞だとわかる。分詞構文は主節との意味内容から考えて理由、なのでがいいだろう。
娘が毎夜毎朝鏡をのぞきこんでそれと話をしているように思われるので、彼女の父はとうとう彼女に不思議な行動の理由を尋ねた。
Nobody will willingly let one of these pretty homes, built by our forefathers some centuries ago, fall into decay.
willingly 喜んで forefather 先祖 some centuries 数百年 fall into decay 朽ちる
letがあるので目的語がどこまでか、原形不定詞が来るはずなのでそれはどれか、を見分けるつもりで読んでいく。すると目的語はone of these pretty homesだ。その後にカンマが付いてbuiltと過去分詞が来ている。これはhomeにかかる修飾語だから、fallがletのCの原形不定詞とわかる。
誰も喜んでこれらのきれいな家々の一つも朽ちさせはしないだろう。というのが全体の意味。どんな家々の一つかというと、何百年も前に先祖たちによって建てられた、家々と言うことだ。
もう少し直訳で丁寧にゆっくりと意味を取ると、家の一つ、その家ってのはどんな家なのかというと、何百年も前に先祖によって建てられた、ということだけど、普通に訳せば何百年も前に先祖によって建てられた家の一つでよい。
letの目的語か名詞句となっていて、更にそれを修飾する過去分詞の形容詞句がついていて、その後にやっと補語の原形不定詞のfallが来ているという構文になっている。