いきなり未知の英文を読んでも歯が立たない事が多い。まるで壁にぶつかっているような感じだ。それはなぜなのかといえば英文法の知識が一通り揃っていないからだ。英文法の知識とは主語になるもの、目的語になるもの、補語になるもの、文型の知識、句や節の働き、修飾語の働き、これらについて一通りパックとして知識が揃っていないと、いきなり未知の英文にあたってバリバリ解析しながら読解していくのは無理なのだ。しかし、順を追って一つ一つ攻めていけば何も難しいことではない。今知っておくべきことは英文法の知識は一通りパックとして持っていなければならない、と言うことだ。それはこれから一つ一つやっていくから心配いらない。
今日は英文読解の中でも特にわからなくなる要因の最大と思われる分詞構文について基礎から徹底的にすべてを網羅して説明してみたいと思う。
分詞構文の基本からいこう。
When they saw the dog, they ran away.
when+文1, 文2.という構造だが、when+文1は副詞節で副詞の働きをして文2を修飾している。彼らはその犬をみたとき、彼らは逃げた。という意味だが、きっちり言おうとすればちゃんとwhenのあとに文をつけて、という形になるが、人間はかっちりしたことがまどろっこしくてもっと簡単に同じ内容を手っ取り早く言いたくなることがあるわけだ。そういうときどうするか。接続詞のwhen取っちゃうか。theyも文2に同じものがあるんだからいらねえか。でも一応、はしょりましたよ、ということをわかるようにしないといけないな、そうだ、sawを分詞にすりゃいいだろ、ってことで、
Seeing the dog, they ran away.
という文ができあがったわけだ。つまりめんどくさがり屋の簡略化した文の形が分詞構文の誕生の理由なのだ。これは小説などを英文で読むとよく出てくる。かっちりとした言い方では臨場感が出ないので流動感のあるリアリティをだしたい場合によく使われている。Seeing the dogは副詞句の働きをしているが、副詞句は(副詞節も同様)何も文の最初に来るとは限らない。どういう場所に来ることができるかも知識として持っていないと現実の英文に対処できない。どういう場所に来るかといえば主節の文の先頭かまたは文末、更には主語のあとの場合もありうると言うことだ。
だから、
Seeing the dog, they ran away.の他に
They ran away seeing the dog. (awayの後ろに,は付ける場合もあるしつけない場合もある)
They,seeing the dog, ran away. (主語の後ろに割って入る場合は,が必ずつく)
とこういう文が出来上がる。いずれも分詞構文だなと気づかなければならない。
気づくポイントは分詞を使っていて前の名詞を修飾していないし文のS,O,Cにもなっていないということでわかる。
変形の手順をまとめると
接続詞→省略
主語→もう一つの文にある主語と同じなので省略
動詞→分詞に直す
こういう手順で分詞構文を作っている。
逆に分詞構文を見たらその手順を復元して意味をしっかりと取れるようにしておけばいいわけだ。
とりあえず分詞構文ってこういうものなんだと頭に入れておこう。
これは序の口だけど順番を追っていけば何も難しいことはない。
暗記ではなく理屈をしっかりたどることがたいせつだ。