兼業遊牧民のちかぽんです。モンゴルでエコツアープロデュースやってます。 
モンゴル国の遊牧文化や乗馬トレッキングを軸に、生きる力と野望を描く力を鍛える体感型の旅の手配をやってます。
何気ないモンゴルの日常生活から得られる、人生の軸をしなやかにパワフルにする気づき、そんなこともお届けしていきます。
 

はっ、と気づけば、弊社2002年5月3日にモンゴル国法人として国家登記庁に登記されたのだった、
あっという間に過ぎ去った年月。続けていれば、いつかいいことあるさ・・・って続けてきたけれど、いいこと、いつ起きるんだ?
会社経営で気づくのは、「いいことって待ってても起きない」「自分で立ち上がるしかない」

そこそこでいいや、と思ってる時は、そこそこの売り上げ。
うはうはガツガツがいいや、って思ってるときは、めっちゃ商売繁盛で、うっはうは。
世の中こんなにうまいこと行くわけない、と疑えば、全財産をだまし取られるという落とし穴にずどんと落ちる。

思考が現実を創る、はホントだなぁを身銭を切り、骨身にしみながら会社経営ごっこを続けております。

毎年恒例のようになってしまった、シーズン前のちょっとしたゴタゴタ。
トラブルというほど大げさではないけれど、日本ではなかなかお目にかからない「ゴタゴタ」。
モンゴルの草原で外国人がビジネスをやろうとすると、「ゴタゴタ」は避けられない。
もう「ゴタゴタ」は自分の人生のスパイスだって開き直りました。
 
この世に生まれ出てきた瞬間から、命がけでサバイバルせねばならぬ仔馬と同じ。

どれだけ、こけようが、弱っていようが、体制が整っていなかろうが、
立ち上がらなければ、負けるんです。生き残れないんだ。

愛らしいだけでは生き残れない。
自然の掟は厳しいのだ。
 
5月10日に生まれた仔馬。 生れ落ちた瞬間から、自然の厳しい試練が待ってます。
胎盤や破水・血や粘膜の臭いを嗅ぎつけてクロハゲワシやトンビが集まってきました。

 
馬の群VS猛禽類 クロハゲワシととんび
小さな点みたいな仔馬。
仔馬が立ち上がれなければ、馬の群と共に生きることはできないのです。

母馬が精いっぱいの威嚇をしていますが、じわじわとにじり寄るはげハゲワシたち。

ママが頭でぐいぐいしながら、仔馬を立ち上がらせようとします。
 
荒野を吹きすさぶ風の強さ、ママのタテガミも尻尾でわかりますか?
仔馬は風の強さもあって、なかなか立ち上がれません。

ほら、がんばって、立って!!
やだー、疲れたー

ママはもぐもぐタイム

ほら、いくわよ!!
皆、もう行っちゃったわ。

やだー。ここで寝てるー!!

 

 


見かねた人間が子馬を介助しようと近づくと、母馬がめっちゃ怒って威嚇。

この子、自分で立てますから、ほっといてちょうだい!!キー――ッ。

 

 

ママの体を支えに、ついに立ち上がる。よいしょー!
 

よろよろだけど、とにかく立ち上がりました。
生まれたての仔馬でも立ち上がると、ちゃんとおっぱいまで届くようになってる。
自然ってうまくできてますね。
 

馬の妊娠期間は約340日間と言われています。

ママ馬にとって、初めての出産。
厳しい冬を乗り切り、やっとのことで産みました。
おっぱいを与えるのも初めてで、くすぐったいのかイタイのか、
仔馬を振り切って、仔馬がよろよろしてこける、というのも何度もありました。

生後2日目には、仔馬の足取りもしっかりしてきて、他の馬たちと一緒に放牧にくっついていってます。ママのおっぱいもグイグイ飲んでいるみたい。

あきらめちゃダメだ。

仔馬と新米ママ馬に生きる勇気をもらいました。
 

長かったモヤモヤスランプをやっと抜け切れた感じ。

草原の暮らしは、生きる勇気を与えてくれる気づきにあふれています。

 

 

 

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