モンゴルだるま@モンゴル国でエコツアーオペレーター兼業遊牧民です。
昨日は、モンゴル中部は、とても暖かく、都会のツララはグサグサと落ち、羊の毛皮をかぶっていると、蒸し風呂のような暑さを感じました。
もはや、気温はプラス?と思うほどの陽気。春ですね。

先日、衰弱した馬のレスキューに行ったものの、合計6頭の若駒たちは、弱ってる癖にやたらと逃走力が強く、脱走・・・硬くて深い雪の中での疾走でさらなる衰弱という「いらんことしたスパイラル」に陥ってしまったので、群全体を草原の我が家まで移動させました。

予定としては、ゴールデンウィーク過ぎくらいになってから、と考えていたのですが、じきに馬の出産も迎えますし、若駒やベテラン馬なども弱っているし、乗用馬も早めに体力回復を狙ってもいいかな、と判断。それに、狼の群5頭が、馬の放牧地で、うちの馬っこたちと一緒にいるところを見かけた、と近所の牧民さんから連絡が入ってきてましたしね。

昨日、ガナー君がライフル銃と爆竹を持って、狼を追い払いに行きました。

結構、大きな雄狼たちが集まっているようで、うちの群ではない、誰かの迷い馬が狼たちの餌食となり、満腹状態だったから、うちの馬は襲われなかったようです。
 

急に暖かくなった翌日や翌々日は、上昇気流の発生にともない、地吹雪や吹雪など天候が荒れることがよくあります。

馬牧民のアセンバイは、自分たち兄弟所有の牛の世話もしているので、牛はまだこの地で放牧したい、という想いがあり、馬の移動には反対したようですが、ガナー君が強硬した模様。


細かいやり取りは、男同士、モンゴル人同士に任せたほうがいいかな、と思いつつ、今週末は、草原の我が家で馬の様子を確認しながら、天然冷凍庫=納屋で保存していた肉を小分けにして保存したり、売却したりする予定です。

 

馬の状態にもよりますが、ゴールデンウィーク頃から、初心者向けに、乗馬レッスンを開催できるかもしれません。


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