モンゴルだるま@モンゴルよろずコーディネーター・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
この記事では、2015年に突如発表された「入国時の外国人指紋採取」についてのご説明をさせていただきます。2016年になってから、ASEM関連での国際線の出入国手続きをスムーズにするため廃止されました。
今年の夏、「草原の我が家」に日本からお越しいただいたお客様から、「入国審査のゲートで指紋採取されることになって時間がかかった」と言われることがありました。
全員が全員、というわけではなかったのですが、ウランバートル唯一の国際空港「チンギスハーン国際空港」は滑走路が1本しかないので、ラッシュ時は5-10分ごとに着陸してきます。
滑走路や空港の環境上、ジャンボジェット機のように大きな飛行機が降りられないので、大体、B737とかエアバスA310 といった、小さめの飛行機が離発着しているので、1回の出入国審査は200-400人くらい行われます。
私は今年の3月初旬に日本からモンゴルに戻ってきて以来、日本とは行き来していないのですが、最後にモンゴルに戻ってきた時くらいまでのここ10年間くらいは、大体、飛行機から降りて、入国審査を受け、荷物をターンテーブルからピックアップし、税関に抜き打ちで嫌がらせのような荷物ひっくり返し/レントゲンぐるぐるなどの審査をされても、大体30-50分くらいで、出迎えゲートに出てくることができていました。
でも、8月半ばくらいから、1時間半から2時間半(飛行機が大幅に遅れて、国際便の到着がてんこもりになり大混乱したということを差っ引いても時間かかりすぎ)ぐらいかかることがあり、チンギスハーン国際空港、どうなっちゃってるの?と思ってたところです。
何人かの方が指紋採取対象になり(大した説明もなく、左右全指の指紋のスキャン)、「そういうもんなのですか?」と言われ、私も多少びっくりしていたのです。
在留外国人の場合、在留許可証を発行される際、左右全指の指紋採取は強制的手続きと、数年前からなっていたのですが、一時的な入国、短期の旅行者さんまでが対象とは知りませんでした。
大使館の方にもお話する機会があったのですが、下記のように在留邦人向けのメールニュースで、説明がきました。
外務省/在モンゴル日本大使館のホームページにも掲載されていることと思いますが、モンゴル訪問をご検討中の皆さまへのインフォーメーションとして共有させていただきます。
以下、回覧メールです。
在留邦人の皆様へ
今般、モンゴル国外務省より、モンゴル国関連法令に基づき、本年10月15日から16歳以下の未成年者を除く全ての外国人に対し、モンゴル入国の際に指紋を採取する旨の通報がありましたので、お知らせ致します。
また、詳細について国籍・移民管理庁に確認したところ次のとおりです。
1.モンゴルへ入国するたびに指紋は採取される。
2.採取する指紋は、両方の人差し指。
3.チンギスハーン空港では、既に指紋採取を実施している。
在モンゴル日本国大使館
領事・警備班
あっちでも指紋採取、こっちでも指紋採取なら、いっそ、今度、モンゴルから帰国する際、日本の成田空港の、指紋認証出入国ゲート用に成田でも登録しちゃおうかな・・・
というわけで、個人情報の中でも結構重要といえば重要な指紋情報を持っていかれるということに憤慨なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、不慮の事故等の際の身元確認などでも活用されるのかもしれないので、あまり憤らずに、「あー、きたきた、これのことね」と動じることなくさらりとスキャンしてもらってくださいませ。
以上、モンゴル入国時の外国人指紋採取についてのご案内でした。
■お問い合わせ/お仕事のご依頼はコチラ■

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この記事では、2015年に突如発表された「入国時の外国人指紋採取」についてのご説明をさせていただきます。2016年になってから、ASEM関連での国際線の出入国手続きをスムーズにするため廃止されました。
今年の夏、「草原の我が家」に日本からお越しいただいたお客様から、「入国審査のゲートで指紋採取されることになって時間がかかった」と言われることがありました。
全員が全員、というわけではなかったのですが、ウランバートル唯一の国際空港「チンギスハーン国際空港」は滑走路が1本しかないので、ラッシュ時は5-10分ごとに着陸してきます。
滑走路や空港の環境上、ジャンボジェット機のように大きな飛行機が降りられないので、大体、B737とかエアバスA310 といった、小さめの飛行機が離発着しているので、1回の出入国審査は200-400人くらい行われます。
私は今年の3月初旬に日本からモンゴルに戻ってきて以来、日本とは行き来していないのですが、最後にモンゴルに戻ってきた時くらいまでのここ10年間くらいは、大体、飛行機から降りて、入国審査を受け、荷物をターンテーブルからピックアップし、税関に抜き打ちで嫌がらせのような荷物ひっくり返し/レントゲンぐるぐるなどの審査をされても、大体30-50分くらいで、出迎えゲートに出てくることができていました。
でも、8月半ばくらいから、1時間半から2時間半(飛行機が大幅に遅れて、国際便の到着がてんこもりになり大混乱したということを差っ引いても時間かかりすぎ)ぐらいかかることがあり、チンギスハーン国際空港、どうなっちゃってるの?と思ってたところです。
何人かの方が指紋採取対象になり(大した説明もなく、左右全指の指紋のスキャン)、「そういうもんなのですか?」と言われ、私も多少びっくりしていたのです。
在留外国人の場合、在留許可証を発行される際、左右全指の指紋採取は強制的手続きと、数年前からなっていたのですが、一時的な入国、短期の旅行者さんまでが対象とは知りませんでした。
大使館の方にもお話する機会があったのですが、下記のように在留邦人向けのメールニュースで、説明がきました。
外務省/在モンゴル日本大使館のホームページにも掲載されていることと思いますが、モンゴル訪問をご検討中の皆さまへのインフォーメーションとして共有させていただきます。
以下、回覧メールです。
在留邦人の皆様へ
今般、モンゴル国外務省より、モンゴル国関連法令に基づき、本年10月15日から16歳以下の未成年者を除く全ての外国人に対し、モンゴル入国の際に指紋を採取する旨の通報がありましたので、お知らせ致します。
また、詳細について国籍・移民管理庁に確認したところ次のとおりです。
1.モンゴルへ入国するたびに指紋は採取される。
2.採取する指紋は、両方の人差し指。
3.チンギスハーン空港では、既に指紋採取を実施している。
在モンゴル日本国大使館
領事・警備班
あっちでも指紋採取、こっちでも指紋採取なら、いっそ、今度、モンゴルから帰国する際、日本の成田空港の、指紋認証出入国ゲート用に成田でも登録しちゃおうかな・・・
というわけで、個人情報の中でも結構重要といえば重要な指紋情報を持っていかれるということに憤慨なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、不慮の事故等の際の身元確認などでも活用されるのかもしれないので、あまり憤らずに、「あー、きたきた、これのことね」と動じることなくさらりとスキャンしてもらってくださいませ。
以上、モンゴル入国時の外国人指紋採取についてのご案内でした。
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