モンゴルだるま@モンゴルよろずコーディネーター兼業遊牧民です。

自分たちで受け入れる旅行シーズン2015は終了したので、2016年のモンゴル旅行の企画提案・ご案内に力を入れております。

さて、2016年にモンゴル旅行を計画しようかな、という方、すでに動き始めていらっしゃるんですね。

モンゴルはアジア諸国の中でも旅行・長期滞在(3週間以上を目安に)しようとすると、「意外とお金がかかるのね」という国です。
直行便もあるし、同じ航空会社で乗り継いでその日のうちに往復できるルートもありますが、航空チケット代も安くはない。(シーズンオフでも7万円台からってアジアの中では高いほうですよね)

それでも、お金がかかるということを跳ね返すくらい、モンゴルという大地は、魅力的です。

ぜひ、「そうだ!モンゴルに行こう!!」と思ったその日から、旅費積立などしていただいて、納得できる自分ならではの旅にしていただきたいです。

ちなみに、モンゴルのツアーシーズンは6月半ばから9月半ばくらいまで。
特に乗馬や登山・草原トレッキング、野外キャンプなどアウトドアアクティビティ中心のプログラムを希望していらっしゃる方は、このくらいの期間で選んだ方がよいです。

9月下旬は結構寒くなってきているし、ツーリストキャンプも休業しているところが増え、行先が限定されてしまいますし、乗馬をしたい方たちは、馬の健康のことを考えていただくと9月上旬までに来ていただくのがよいのかなと馬飼いとしては思うわけです。

細かい話はまたおいおい記事にしていくとして。

2016年に関しては、とても気をつけていただき、早め、早めのご予約・計画決定をお勧めしたい時期があります。

実は2016年のモンゴル国はASEMの国際会議のホスト国となっております。
イベントは6月中旬にウランバートル、7月上旬から中旬まで、国際会議や国賓クラスのナーダム観戦などもありますので、ホテル・車両の予約確保が難しくなります。
またナーダムについては、国最大のモンゴル相撲大会が開催されるスタジアム、ウランバートル郊外60㎞弱のところで行われる競馬の観戦チケット・通行券の争奪戦は今年以上に熾烈になりそうです。

シャングリラ・ブルースカイ・ベストウェスタンプレミア(トーシンホテル)は7月10-12日+その前後は、ASEM関係者の宿泊施設となるため、一般旅行客はお泊りいただけません。
ウランバートル市内中心部、国会議事堂から大統領官邸その他の政府庁舎に近い場所でもあり、警護のため、ということもあるのだと思います。

とてもゴージャスでラグジュアリーな時間を過ごせるホテルですが、ナーダム期間中は宿泊できません。

それ以外にも、まだASEM準備委員会でも詳細は固まっていないようですが、ナーダム期間中の交通規制含め、いろいろ複雑なオペレーションになりそうです。

ナーダム観戦をご要望の方は、大手旅行会社を通じての手配のほうがよさそうな気もするし、ナーダム期間中+その前後はウランバートル市内にいるよりは、先に草原なり目的地なりにいたほうがよさそうです。

ホテルその他の混乱もあるだろうし、ということで、モンゴル旅行業連盟(MTA 私も一応法人会員)でも、2016年イベント情報を早めに関係各所に提出してもらうように働きかけたり、ASEM対応の対策を検討し始めていますので、そのあたりも含めて、ブログでご案内していくようにしますね。

では、2016年モンゴル旅行、7月中旬のスケジュールの注意点でした。


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