モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。

遊牧生活の体制がなんか私の思惑とは違う方向に進んじゃっているようで困惑しているのですが・・・
でも、なるようになるさ、あははー。

委託遊牧民さんの形態も私が考えていたのと全然違う形に、アレンジされてしまっているようなのですが、この時期に預け先とか夏をどこで過ごすのか、とか決まらないと困るので、引き受けていただける方にとってのよい体制であれば、もうなんでもいいや、と。

で、4月のどっぷり遊牧生活中はあんまり考えつかなかったのですが、
それほど、私自身の家畜世話係の時間がないのであれば、夏はせっかくだから、旅もしちゃおうかなと。

名付けて「行き当たりばっ旅」。

モンゴル旅行の中で、かなりの経費を占めているのが、実は「交通費」

国内便はサービス内容やフライト時間に対して割高感が満載なうえに、スケジュール通りに飛んでくれる保証があまりなく、かつ、予約したら48時間以内に払い込みしないと予約取り消しとか、とても使いづらいのです。

通常、ドライバーさん付きの車輛を手配するわけですが、これも多分、アジアを個人旅行している人たちにとっては割高感があるかもしれません。
私は自分が手配しているドライバーさん達のスペックからしたら、当然の報酬/経費であると自信はあるんだけど。

私がお願いするドライバーさん達は皆さん、車の整備はもちろん、普段から清掃もきっちりやってくれるし、何よりも時間厳守どころか、依頼した時間の30分前にはもうスタンバイして待っているタイプ。
そして、気立てもよくて、ドライバーさんとしての移動時間がどんなに長くても文句ひとつ言わず、疲れた顔もせず、むしろ、お客様がつかれてないかを気遣ってくれるし、ホテルのチェックインの手配の手伝い/たまに予定外にホテルに泊まらなきゃいけないという事態も発生するけれど、そういうときにまっさきに「部屋が空いてるかどうかきいてくるよ」と飛び出して交渉してくれる。

目的地に送り届けたあとは夕方までやることないよ、というときでも食事の準備のお手伝いしてたり、ときには羊までさばいてくれてたり。

遊牧民出身の人たちが多いから、というだけでは済まされない、すんごいホスピタリティの塊なので、私も安心してお任せできる頼りになる方々なのです。

でも、個人旅行で来る方の中には、料金設定の裏付けについては理解できるけど、そんなには払えない、という方もいるでしょう。

私自身はお客様のお命やお荷物を無事・快適に目的地にお届けし、モンゴルの文化や自然、地元の方々の生活などについて、正確で深い情報を提供し、かつ、交流を楽しんでいただき、心と知的好奇心と感覚のすべてでモンゴルを感じていただくためには、何よりも「安全な交通手段」の確保が最優先と考えています。

でもね・・・

やっぱり、一人で旅する時に、自分ひとりのために、ドライバーさんをお願いする、というのは私にとっても金銭的負担が大きいのです。
(だって、月300,000-500,000MNT(2-3万円)の生活費でやりくりしてるんだもの)

なので、自分1人で、しかも、クライアントさんからの予算が十分にない場合は、中長距離バスなど公共交通手段を使います。

時間的には不自由もあるし、現地についてからの歩きや不便さのストレスもあるけれど、少しでも経費節約しないといけない、という場合には有効な手段です。

で、どこにでも行きますよーってわけにはいかないけれど、私自身が行きたいなというところをいくつか候補地としてあげて、私の通訳ガイド料・手配代行料・会社への利益分・税金分・食費・交通費・宿泊費などの旅費をご負担していただける方のシャペロン(もちろんお客様ご自身の旅費分も自己負担をお願いします)しようかなと。

モンゴル国内旅行って、モンゴル語がある程度しゃべれる方でも結構、めんどくさいことに出くわすことが多いのです。

地方バスを使ってどんなところに行けるのか?というのも「地球の歩き方」は見事に「外して」います。
地方公共バスの時刻表/料金・鉄道の時刻表/料金は20年以上前の初版本からデータとして更新することになるから、一応入ってるけど、活用しづらいですよね。

現地情報だったり、旅費経費の計算だったり、見どころやテーマを決めたり・・・

モンゴル国内旅行を自由に個人旅行しようとしても、意外と不自由旅行になるのです。
移動はして「足跡つけました」だけど、実際はなーんにも見てない感じてない。
もっとストレスを外せれば、もっともっと深いところまで感じたり、見たり、聞いたり、知的好奇心を満たせる可能性はあるのに、「自分でできることだけ」やって、なんとなく、手探りで誰かと出会って、ふーんって思って・・・

ここ20年、個人旅行で「自由」な旅をしたはずの人たちのブログの紀行文、大体似たような感想ばっかりだなぁって。むしろ20年前はみんなも手探り状態だから、新しい発見が多くて楽しかったし、ディープだったと思うけど、最近はネットで情報が簡単に検索できちゃうから、ネットで検索できる程度の深度までしか行かないんだなぁって。

そういうのって残念だと思うのです。

日本人の若者/中年/ご高齢、性別関係なく、多分、もっともっと自由な旅の形、モンゴルでも作れるはずだと。

まぁ、乗馬については、基本的に、自分のところでたっぷりやってるので、乗馬がやりたいなら、別プログラムでやりましょうってことになりますが。

歴史探訪・遺跡めぐりとか、パワースポット行ってみようとか、まぁ、そういう地元・国内にとっては「有名どころ」を訪ね歩くとか、地方に散らばってる知り合いのお宅訪問とか、そういうのもいいかなぁって思っています。

期間的には、まぁ目安としては、1日-5日間くらいまでかな。

受付可能期間は6月末-7月7日/ 7月15日-22日まで/8月5-18日の間のどこか、で考えています。

こんなところ行きませんか?というのをご提案してみたいと思います。

私もスケジュールの調整とか他のお仕事との兼ね合いがあるから、いつでも大丈夫ってわけではないので、ご興味がある方は、更新情報お楽しみにいただくか、コメント欄やお問い合わせフォームをご利用くださいませ。


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