モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。

先週末の土日で20人弱の在留邦人やモンゴル人スタッフでカシミア採りをやりました。
全部で14頭分。5㎏弱。


子ヤギ・子羊たちも続々誕生中。
仲良く団子になってお昼寝しています。
子ヤギお昼寝中



昨日、今日と、まるで夏のようなぽかぽか日和・・・からのぉー強風吹き始め。
上昇気流が暴れだしています。

水曜日4月15日は、吹雪予報です。

ウランバートルは気温は日中は+3℃前後。霙か牡丹雪の予報です。

でも、ちょっと郊外および、モンゴル中央部・南部・東部は、強風/吹雪警報が出ています。
我が家近辺では、最高風速51m/秒とか出てて、うひょー!です。

先週、家畜小屋の屋根ふきの途中で、屋根が吹っ飛ばされてしまい、本当は本日、吹き直す予定だったのですが、もう「あきらめた」と。(その時でも風速予報は最高でも43m/秒でした)
確かに、吹き飛んでしまった屋根用の板材も決して安くはないので、羊の放牧のついでなどに他の人たちに拾われる前に拾い集めたりするのも大変なのです。

家畜小屋の屋根を葺きたかったのは、子羊・子ヤギが凍えないように、だったのですが、
先週末のカシミア採りプログラムの前に、お客様が休憩できるようにと建てたゲルがあるので、
本当にホワイトアウトで子家畜が凍えてどうしようもない、という事態になったら
ゲルに入れてストーブつけておけばいいじゃないか、と。

地方出張ややむを得ない事情で都市間を移動せねばならない人は、道路封鎖・路面凍結など雪による交通障害にご注意ください。

私たち、家畜を飼っている人たち向けには、あまり遠くまで家畜を放牧しないように、との注意喚起がありました。

雪雲自体は、おそらく風が強いのであっという間に吹き去っていくんだと思うのです。
問題は、地吹雪ですね。

カシミア採りの作業対象になる山羊はあと40頭余り。
今週末で片づけよう!と意を決していたのですが、水曜日の雪のあと、土曜日にも雪予報が出ています。
ということは、作業は日曜日にやることになるのですね。
日曜日からしばらくはひたすら、山羊との「ふれあいフレンドパーク」な感じでがんばることになるのだなぁ。。。

最低でも3日間以上の晴れて暖かい穏やかなお天気が続かないと、カシミアがなくなってしまった山羊はいきなり寒さで凍えて弱ってしまうので、この天気予報含めての天気判断がとても重要です。


変わりやすいは春の天気と女心・・・モンゴルのことわざ。

そんな4月中旬です。