モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
ただいま、10年ぶりくらいに会社ホームページを復活させようと、あれやらこれやら・・・
もうかれこれ半年以上、もっと具体的にいうと5年以上も、どうすればいいのか?考え続けている。
考える前にとにかく作っちゃえよ、という話もごもっともだし、そうすれば、若き働き盛りの頃からガツガツ稼げたのにと反省。
今のままでいいんじゃない?というのんびりマイペースな自分と
いや、これまで楽をし過ぎた、もっと能力生かせよ!すさまじくすんごいキャリアの持ち主なんだからさ、という自分と
まぁ、せっかく会社組織として法人化させたんだから、組織的なビジネス展開しようよ、という自分がせめぎ合ってます。
これまでやってきたもの・・・
モンゴル語通訳/翻訳・・・経歴25年。モンゴル語については大学2年生の後期から。
主に政府関係・ODAのプロジェクトコーディネーターやプロジェクトマネージャーも兼ねる。
ついでに通訳・翻訳を束ねるチームプロジェクトのリーダーもやってた。
最近はビジネス通訳・モンゴル人とちょっとこじれかけてる交渉の修復や法律関係の情報提供も含めた通訳・調整係
取材コーディネーター・・・経歴24年。NHK/民放の2時間特番・紀行番組・環境番組・報道ドキュメンタリーがメイン。自分でもアシスタントディレクターやディレクター・制作として番組制作もしてた。(「素敵な宇宙船地球号」とか、「神々の詩」など。)
映像コーディネーター・・・映画・CMのロケハン代行・キャスト手配・撮影許可手配などからロケ同行など。
エコツアーオペレーター/ガイド・・・会社を起業したきっかけはモンゴルでエコツーリズムを普及させたかったから。
モンゴル全国21県300ソム(郡)以上でフィールドワークやODAプロジェクトの視察調査で訪れた経験から、大抵のモンゴル人と話せば8分以内に「共通の知り合い」がいることがわかる、など幅広い人脈があるのが強み。
モンゴル地域文化研究が大学院時代の専攻だったので、モンゴルのあらゆる人たちの風俗習慣や生活文化の特徴・強み・歴史的背景などから観光資源を発掘するのが得意。
私が訪れるまでほとんど外国人との交流がなかった「辺境の地」の人たちと一緒にエコツアーを作り、今や、モンゴル観光の目玉になっている。
例えば
・フブスグルのツァータン(トナカイ飼養遊牧・狩猟を生業としてきた人たち)
・フブスグルのダルハド族(フブスグル湖周辺とオラーンタイガに暮らす人たち)
・バヤンウルギーのイヌワシ鷹匠文化とタワンボグド国立公園の乗馬/登山トレッキング
などなど。
地元の人たちが「お、これなら自分たちでできるじゃん!」とやる気をたきつけ、ウランバートルや外国のツアーオペレーターたちと地元の人が対等に料金交渉や手配アレンジについての意見交換ができるような基盤を作ってきました。
兼業遊牧民・・・自分でもあちこち旅に出かけるのも好きだけど、モンゴル国でも遊牧民がどんどん激減していて、ウランバートルなど都市部への人口流入、草原の過疎化が進んでるのは嫌だなぁと思ったので、自分で家畜を飼って、ゲルに暮らし、移動する生活スタイルを実践することによって、何が大変で、何がつまらないから若者は遊牧を捨てるのか?を実験研究しています。
今のところ、私自身は知恵も体力もないから、ちょっと大変というか、一人でがんばろうとすればするほど家畜損害がひどくなるので、今は、自分はオーナーとして、方針だけ決めて、あとはベテラン遊牧民さんや若者遊牧民たちを巻き込んで、いろいろマネジメントのやり方を試行錯誤しています。
基本的には、5年間続けての感想は、遊牧生活は、むっちゃ楽しく、毎日学びと発見があり、すさまじく刺激的で面白いからまだまだ続けていくぞ!です。
兼業遊牧民といっても、家畜の数はまだ自給自足できちゃう、というほどではないので、エコツアーとの兼業が不可欠です。
馬30頭、牛25頭、ヒツジと山羊を合わせると大体250頭(しばしば食用に間引いて食べちゃうので、大体としか把握できない。3月半ばに出産があるので、さらに増える予定)とシベリアンハスキーとジャーマンシェパードを養っております。
夏はゲルを何軒か建てて、お客様用やスタッフ用、子供サマーキャンプ用、委託遊牧民さん用など、ちょっとした集落を作ります。
春から秋にかけての乗馬プログラムは毎年、大好評を得ているので、多分、メインのお仕事は乗馬ガイド・インストラクターということになるのかなぁ・・・。
モンゴルで旅行、というと乗馬しにくる、という方が多いと思います。
うちの特徴としては、まったく馬に乗るのも触るのも初めて、という人でも1-3日以内に、自分と馬の意志と動きをぴったり合わせて、自由自在に走ったり止まったり、右や左に駆け回ることができるようなプログラムを実施している、ということです。
モンゴル乗馬だと、いろんなブログなどで『「習うより慣れろでガイドさんに指導されて、走れるようになりました』という記述が圧倒的に多いのですが、そんなことないと思うんですよね。
私、馬も人間も楽しく一緒に走ろう!草原を楽しもうっていう気持ちで旅していただきたいって思うんです。
馬が鞍ずれで痛い思いしたり、故障して二度とヒトを乗せられなくなって、食用になるというのも哀しいし、人がお尻が痛い(筋肉痛ではなく、皮が擦れて)とか、落馬して怪我したとか、馬がいうこと聞いてくれないとか馬になめられてる、とかっていう馬旅になるのも嫌。
自転車に乗れるくらいの運動神経があり、お医者様によるドクターストップにかかるような健康状態でなければ、モンゴルの馬でなら、誰でも、「馬と心を通わせながら、自分の意志を馬に伝えて自由自在に一緒に走る」ということができるようになると信じています。
そのために、何年もかけていろいろ自分でも研究してきました。
乗馬プログラムを初めてから、約400人余りの方(のべ日数・人)のインストラクターガイドをしていますが、100%のお客様が自分の意志を馬に伝え、馬と気持ちを一つにして草原w楽しむ、という満足感を体験していただいています。
うちの馬は特に調教してるすごいいい馬ってことはありませんが、人の気持ちをくもうとするTPOをわきまえた素直さがいとおしい子たちばかりです。
組織的、といって、一番、私の意志をくんでいい仕事してくれてるのは、多分、馬たちです。
まぁ、モンゴルの草原ってポテンシャルというか人を元気にさせるパワーがあるのです。
どこの自然も美しく、その空気に包まれているだけで私は元気になっちゃうのですが、モンゴルの草原は特に日本人と相性がよい気がします。
癒しだったり、刺激だったり、人が望むものを提供してくれる懐の広さや深さがあります。
だから、この草原のパワーも生かして、いろいろヒーリングセラピーもしていきたいなぁって思うようになりました。
で、まだ業務としてはやってないけれど、これからやりたいなと思っているのが
草原でレイキヒーリング
草原でヒプノセラピー
草原でサンゲイジング
草原でリーダーシップトレーニング&コミュニケーション力アッププログラム
などなど。
一生懸命、時間やお金や気持ちを費やして、真摯に取り組んできて、いろいろ近しい人たちや家畜に試してみて、好評だったり、実際、いろいろよい成果が見えてきたので、これはぜひとも事業化せねば、とはりきっています。
まぁ、ともあれ、私は何者か?といえば、
モンゴルに根付いた日本人で、モンゴルで何かやりたい、という日本人をサポートし、成果を出すために働く人、ということで、よろずコーディネーターなのですね。
プライベートで5年間取り組んだ遊牧生活は、ビジネスとしても立派な事業である、とやっと言えるようになりました。
まだまだ遊牧民としては半人前にもなれていませんが、牛や馬の乳搾りとか、ゲル周りの作業はなんとかできるようになってきました。
日々、モンゴルの遊牧民から学ぶ伝統的な知恵や技術は、自分の心や生活に揺るぎのない豊さをもたらしてくれます。
とはいえ。
自分の経験をシェアしたいってことじゃないんですけどね。
人それぞれ、何をやりたいのか、なーんもないといえばなーんもない、時間の感覚すら、太陽と星と月の動きや草花や空の色や風の匂いが目安、という環境の中で、お客様自身が「あ、これやってみたい」って思っていただければいいなっていうわりと放置プレイなときもあります。
逆に「これ、体験じゃなくて労働ですよね?」って言われちゃうくらいディープにがっつり作業を体験していただくこともあります。
がっつりしたくない人は、ガッツリせずに、適当に草原でごろごろのんびりしていただきたいんです。
ノンビリしたくない人は、なんか作業してるか、どっか馬に乗って羊の放牧当番でもつきあっていただきます。
んー。
私は政府間交渉とかビジネス会議やODAプロジェクトのワークショップとか、学術調査やシンポジウムといった専門的な舞台で、バリバリ、きりりっと「この人の通訳、素晴らしーわー」って通訳がいるのをクライアントさんたちが忘れちゃうくらい白熱議論ができるようにかっこよく(私的にはそういう、時間ロスが少なく、きっちりお互いがお互いの言いたいことを伝えきる通訳はかっこいいと思ってる)働く私も自分では大好き。
いざとなったら、この人って言われるのはすごく光栄だし、はりきります。
都会での仕事、学術やビジネス、政治や経済・法律などの世界でびしっとするのも好き。
でも、同時に草原でのんびり、あるいははりきって、草原の一部となって、エコツアーガイドだったり乗馬インストラクターだったり、遊牧民として暮らすのも好き。
どっちもなくてはならない私の要素です。
モンゴルの魅力ってそういうことなんだ。
鉱山資源開発により経済的にホットだと注目されたり、政治的な不安定さや法的環境の不透明さで投資家を不安にさせたり・・・でも、未開拓だからこそのビッグチャンスが魅力的なモンゴル、もこれから適切な形で成長させなきゃいけない。
モンゴルといえば草原と遊牧民とイメージされるほどの、ブランドとなってる遊牧民も、もっともっと元気にしていきたい。
草原をあきらめず、草原で暮らす。森林をあきらめず、森林で暮らす。
自然と共に生き抜いている遊牧民のたくましさこそ、モンゴルの発展の起爆剤である。
そんな誇りと気概をもって、エコツアーを普及させていく。
どっちもモンゴルの経済発展や文化的成熟のために大切にしていきたいことです。
で、こういうことに対して、モンゴルと日本をつなぐ架け橋になれたら、やっぱ、私が私である意味があり、モンゴルで起業した意義があるんだろうなって・・・
ね、まとまらないでしょ?
ブログだからグダグダできるけど、ホームページ(ウェブサイト)だったら、もっとぴしっと簡潔にしたいんだけどなぁ。。。

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ただいま、10年ぶりくらいに会社ホームページを復活させようと、あれやらこれやら・・・
もうかれこれ半年以上、もっと具体的にいうと5年以上も、どうすればいいのか?考え続けている。
考える前にとにかく作っちゃえよ、という話もごもっともだし、そうすれば、若き働き盛りの頃からガツガツ稼げたのにと反省。
今のままでいいんじゃない?というのんびりマイペースな自分と
いや、これまで楽をし過ぎた、もっと能力生かせよ!すさまじくすんごいキャリアの持ち主なんだからさ、という自分と
まぁ、せっかく会社組織として法人化させたんだから、組織的なビジネス展開しようよ、という自分がせめぎ合ってます。
これまでやってきたもの・・・
モンゴル語通訳/翻訳・・・経歴25年。モンゴル語については大学2年生の後期から。
主に政府関係・ODAのプロジェクトコーディネーターやプロジェクトマネージャーも兼ねる。
ついでに通訳・翻訳を束ねるチームプロジェクトのリーダーもやってた。
最近はビジネス通訳・モンゴル人とちょっとこじれかけてる交渉の修復や法律関係の情報提供も含めた通訳・調整係
取材コーディネーター・・・経歴24年。NHK/民放の2時間特番・紀行番組・環境番組・報道ドキュメンタリーがメイン。自分でもアシスタントディレクターやディレクター・制作として番組制作もしてた。(「素敵な宇宙船地球号」とか、「神々の詩」など。)
映像コーディネーター・・・映画・CMのロケハン代行・キャスト手配・撮影許可手配などからロケ同行など。
エコツアーオペレーター/ガイド・・・会社を起業したきっかけはモンゴルでエコツーリズムを普及させたかったから。
モンゴル全国21県300ソム(郡)以上でフィールドワークやODAプロジェクトの視察調査で訪れた経験から、大抵のモンゴル人と話せば8分以内に「共通の知り合い」がいることがわかる、など幅広い人脈があるのが強み。
モンゴル地域文化研究が大学院時代の専攻だったので、モンゴルのあらゆる人たちの風俗習慣や生活文化の特徴・強み・歴史的背景などから観光資源を発掘するのが得意。
私が訪れるまでほとんど外国人との交流がなかった「辺境の地」の人たちと一緒にエコツアーを作り、今や、モンゴル観光の目玉になっている。
例えば
・フブスグルのツァータン(トナカイ飼養遊牧・狩猟を生業としてきた人たち)
・フブスグルのダルハド族(フブスグル湖周辺とオラーンタイガに暮らす人たち)
・バヤンウルギーのイヌワシ鷹匠文化とタワンボグド国立公園の乗馬/登山トレッキング
などなど。
地元の人たちが「お、これなら自分たちでできるじゃん!」とやる気をたきつけ、ウランバートルや外国のツアーオペレーターたちと地元の人が対等に料金交渉や手配アレンジについての意見交換ができるような基盤を作ってきました。
兼業遊牧民・・・自分でもあちこち旅に出かけるのも好きだけど、モンゴル国でも遊牧民がどんどん激減していて、ウランバートルなど都市部への人口流入、草原の過疎化が進んでるのは嫌だなぁと思ったので、自分で家畜を飼って、ゲルに暮らし、移動する生活スタイルを実践することによって、何が大変で、何がつまらないから若者は遊牧を捨てるのか?を実験研究しています。
今のところ、私自身は知恵も体力もないから、ちょっと大変というか、一人でがんばろうとすればするほど家畜損害がひどくなるので、今は、自分はオーナーとして、方針だけ決めて、あとはベテラン遊牧民さんや若者遊牧民たちを巻き込んで、いろいろマネジメントのやり方を試行錯誤しています。
基本的には、5年間続けての感想は、遊牧生活は、むっちゃ楽しく、毎日学びと発見があり、すさまじく刺激的で面白いからまだまだ続けていくぞ!です。
兼業遊牧民といっても、家畜の数はまだ自給自足できちゃう、というほどではないので、エコツアーとの兼業が不可欠です。
馬30頭、牛25頭、ヒツジと山羊を合わせると大体250頭(しばしば食用に間引いて食べちゃうので、大体としか把握できない。3月半ばに出産があるので、さらに増える予定)とシベリアンハスキーとジャーマンシェパードを養っております。
夏はゲルを何軒か建てて、お客様用やスタッフ用、子供サマーキャンプ用、委託遊牧民さん用など、ちょっとした集落を作ります。
春から秋にかけての乗馬プログラムは毎年、大好評を得ているので、多分、メインのお仕事は乗馬ガイド・インストラクターということになるのかなぁ・・・。
モンゴルで旅行、というと乗馬しにくる、という方が多いと思います。
うちの特徴としては、まったく馬に乗るのも触るのも初めて、という人でも1-3日以内に、自分と馬の意志と動きをぴったり合わせて、自由自在に走ったり止まったり、右や左に駆け回ることができるようなプログラムを実施している、ということです。
モンゴル乗馬だと、いろんなブログなどで『「習うより慣れろでガイドさんに指導されて、走れるようになりました』という記述が圧倒的に多いのですが、そんなことないと思うんですよね。
私、馬も人間も楽しく一緒に走ろう!草原を楽しもうっていう気持ちで旅していただきたいって思うんです。
馬が鞍ずれで痛い思いしたり、故障して二度とヒトを乗せられなくなって、食用になるというのも哀しいし、人がお尻が痛い(筋肉痛ではなく、皮が擦れて)とか、落馬して怪我したとか、馬がいうこと聞いてくれないとか馬になめられてる、とかっていう馬旅になるのも嫌。
自転車に乗れるくらいの運動神経があり、お医者様によるドクターストップにかかるような健康状態でなければ、モンゴルの馬でなら、誰でも、「馬と心を通わせながら、自分の意志を馬に伝えて自由自在に一緒に走る」ということができるようになると信じています。
そのために、何年もかけていろいろ自分でも研究してきました。
乗馬プログラムを初めてから、約400人余りの方(のべ日数・人)のインストラクターガイドをしていますが、100%のお客様が自分の意志を馬に伝え、馬と気持ちを一つにして草原w楽しむ、という満足感を体験していただいています。
うちの馬は特に調教してるすごいいい馬ってことはありませんが、人の気持ちをくもうとするTPOをわきまえた素直さがいとおしい子たちばかりです。
組織的、といって、一番、私の意志をくんでいい仕事してくれてるのは、多分、馬たちです。
まぁ、モンゴルの草原ってポテンシャルというか人を元気にさせるパワーがあるのです。
どこの自然も美しく、その空気に包まれているだけで私は元気になっちゃうのですが、モンゴルの草原は特に日本人と相性がよい気がします。
癒しだったり、刺激だったり、人が望むものを提供してくれる懐の広さや深さがあります。
だから、この草原のパワーも生かして、いろいろヒーリングセラピーもしていきたいなぁって思うようになりました。
で、まだ業務としてはやってないけれど、これからやりたいなと思っているのが
草原でレイキヒーリング
草原でヒプノセラピー
草原でサンゲイジング
草原でリーダーシップトレーニング&コミュニケーション力アッププログラム
などなど。
一生懸命、時間やお金や気持ちを費やして、真摯に取り組んできて、いろいろ近しい人たちや家畜に試してみて、好評だったり、実際、いろいろよい成果が見えてきたので、これはぜひとも事業化せねば、とはりきっています。
まぁ、ともあれ、私は何者か?といえば、
モンゴルに根付いた日本人で、モンゴルで何かやりたい、という日本人をサポートし、成果を出すために働く人、ということで、よろずコーディネーターなのですね。
プライベートで5年間取り組んだ遊牧生活は、ビジネスとしても立派な事業である、とやっと言えるようになりました。
まだまだ遊牧民としては半人前にもなれていませんが、牛や馬の乳搾りとか、ゲル周りの作業はなんとかできるようになってきました。
日々、モンゴルの遊牧民から学ぶ伝統的な知恵や技術は、自分の心や生活に揺るぎのない豊さをもたらしてくれます。
とはいえ。
自分の経験をシェアしたいってことじゃないんですけどね。
人それぞれ、何をやりたいのか、なーんもないといえばなーんもない、時間の感覚すら、太陽と星と月の動きや草花や空の色や風の匂いが目安、という環境の中で、お客様自身が「あ、これやってみたい」って思っていただければいいなっていうわりと放置プレイなときもあります。
逆に「これ、体験じゃなくて労働ですよね?」って言われちゃうくらいディープにがっつり作業を体験していただくこともあります。
がっつりしたくない人は、ガッツリせずに、適当に草原でごろごろのんびりしていただきたいんです。
ノンビリしたくない人は、なんか作業してるか、どっか馬に乗って羊の放牧当番でもつきあっていただきます。
んー。
私は政府間交渉とかビジネス会議やODAプロジェクトのワークショップとか、学術調査やシンポジウムといった専門的な舞台で、バリバリ、きりりっと「この人の通訳、素晴らしーわー」って通訳がいるのをクライアントさんたちが忘れちゃうくらい白熱議論ができるようにかっこよく(私的にはそういう、時間ロスが少なく、きっちりお互いがお互いの言いたいことを伝えきる通訳はかっこいいと思ってる)働く私も自分では大好き。
いざとなったら、この人って言われるのはすごく光栄だし、はりきります。
都会での仕事、学術やビジネス、政治や経済・法律などの世界でびしっとするのも好き。
でも、同時に草原でのんびり、あるいははりきって、草原の一部となって、エコツアーガイドだったり乗馬インストラクターだったり、遊牧民として暮らすのも好き。
どっちもなくてはならない私の要素です。
モンゴルの魅力ってそういうことなんだ。
鉱山資源開発により経済的にホットだと注目されたり、政治的な不安定さや法的環境の不透明さで投資家を不安にさせたり・・・でも、未開拓だからこそのビッグチャンスが魅力的なモンゴル、もこれから適切な形で成長させなきゃいけない。
モンゴルといえば草原と遊牧民とイメージされるほどの、ブランドとなってる遊牧民も、もっともっと元気にしていきたい。
草原をあきらめず、草原で暮らす。森林をあきらめず、森林で暮らす。
自然と共に生き抜いている遊牧民のたくましさこそ、モンゴルの発展の起爆剤である。
そんな誇りと気概をもって、エコツアーを普及させていく。
どっちもモンゴルの経済発展や文化的成熟のために大切にしていきたいことです。
で、こういうことに対して、モンゴルと日本をつなぐ架け橋になれたら、やっぱ、私が私である意味があり、モンゴルで起業した意義があるんだろうなって・・・
ね、まとまらないでしょ?
ブログだからグダグダできるけど、ホームページ(ウェブサイト)だったら、もっとぴしっと簡潔にしたいんだけどなぁ。。。

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