モンゴルだるま@モンゴル語通訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。

久々にウランバートル滞在中。明日草原に戻って、かなり本腰入れての遊牧作業をせねばなりません。

さて、ウランバートル在住者および今日から8月末までウランバートルにご滞在予定の方のためにニュースをお知らせします。

本日、8月22日から8月31日までの間、ウランバートルでの交通規制のルールが変更になります。

深刻な渋滞緩和のために、ウランバートル市では、車のナンバープレートの末尾番号による交通規制をしていますが、前述した期間に限り、ナンバープレートの末尾番号の偶数・奇数によって、交通規制をかけることになりました。

これは、9月1日から新学期が始まることに関連して、大量の地方出身者がウランバートルに流れ込んできていて、初めての「都会生活」スタートする時期であり、また新学期に向けての買い出しなどの準備で人の流れが増えるため、絶対的な車の移動数を規制することで渋滞緩和しようという戦略です。

規制対象期間は8月22日(金)から8月31日(日)までの朝7時から夜9時(21時)までの間です。

22日・24日・26日・28日・30日は、末尾番号が偶数の車
23日・25日・27日・29日・31日は、末尾番号が奇数の車
がウランバートル市内中心部を走ることができます。

去年は、Touristのステッカーを貼った観光業者車両は規制対象外(というわけではなかったみたいだけれど、警官との交渉の余地はあった・・・)だったのですが、今年は、有無を言わさずナンバープレートのみで規制に従うことになっています。

またこれまで違法駐車に対し、レッカー移動をしていましたが、持って行かれた車を取りに行く場所が遠すぎる、罰金が高すぎるなどのクレームが続出、とのことで、レッカー移動は、渋滞が深刻になる主要道路は継続的にやるけれど、それ以外は、タイヤを固定ロックしてしまう、というやり方に変更するそうです。違法駐車の罰金は20,000TG。
レッカー車(取締官)がタイヤロックをかける前にドライバーが駆け付けた場合は、違法駐車の証拠写真を撮影後、罰金の請求書をドライバーの運転免許に書いてある住所に送る、タイヤロックをした場合には、フロントウィンドウに違反証明書を張り付け、ロックした取締官の連絡先を残していくとのこと。
当日の勤務時間内にドライバーが連絡しなかった場合はレッカー移動だそうです。

違反路駐も渋滞を引き起こしている主原因の一つですから、びしっと取り締まってくれい!と思うこともあるのですが、そもそも、この街、繁華街とか外食産業のお店の近くとかに駐車スペースがなさすぎです。

駐車違反区域が増えているのに、駐車スペースは設置されていない、というのでは外食産業その他のビジネス関連では経済的なダメージ必至。

こういう調整はどうすればいいんでしょうね?

ともかく、これから10日間の間は、1泊2日の旅行とか3泊4日の旅行がしづらくなりますね。
かわりといっちゃーなんですが・・・という感じで、市内路線バスが500TGで1日乗り放題になるようです。

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