モンゴルだるま@ウランバートルです。
モンゴル語通訳・翻訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
ウランバートルや「草原の我が家」にもようやく春が訪れました。
というか「春」の訪れは突然でした。
冬営地は今年はトゥックンさんというカワイイ名前のカザフ人のおじさんの家畜小屋を拝借していたのですが・・・天候やこちらの都合で春の移動をするまで使えると思いきや、いきなり、先週の水曜日(3月19日)に「人のところに預けている自分の羊と山羊の出産をこっちでやることになったので、出て行ってほしい」と言われました。なんでも500-600頭くらいが一気に押し寄せてくるようです。
遊牧民はモンゴル人に限らず、カザフ人も、いつも作業は「突然」です。
お借りしているところなので、こちらが出せる答えは「ザー」(はい)以外はありません。
なので先週日曜日に、エコツーリズム学科の教え子で卒業後は弊社でエコツアー実践修行スタッフとなる3人組+その幼馴染を動員して、引っ越し作業をしてきました。
引っ越しというか、「立つ鳥、跡を濁さず」作戦といいましょうか・・・。
この肉体労働は私も実は本気でやったのは初めてでした。
結構、面白かったので、また別記事でご紹介します。
前ふり長い!!
なので、あとはもう春の楽しみをおすそ分けです。
今年、我が家はなぜか、山羊の双子出産が多いです。
毎週2-3組ずつ双子が生まれています。
本来、山羊の種付けは、11月半ばで、出産は4月半ばを予定していたのですが、どうも、去勢しそこなっていた黒い子ヤギがせっせと晩夏か初秋に「のっかって」種付けしていた模様。
「山羊の双子は縁起がよい」とモンゴルでは歓迎されますし、よかったよかったと素直に喜んでおきましょう。
あれこれ写真を撮ろうとしたのですが、先に出産子育て中の牛の親子シャルガとホワイトラブとは違って、山羊ってとにかくちょこまか動き回るので撮影しづらい!
おまけに双子は皆黒山羊さんで、重なってしまうと何が何だかわからん(^_^;)
アングルがへタレな感じだけど、やっと双子な感じで撮れました(^_^;)
子ヤギだけでなく子羊も20頭ばかし生まれていました。
手前の白いふわふわした毛が浮き出ているヤギも双子のお母さん。
このふわふわがカシミアです。今週末、第1弾のカシミア採り作業をやる予定です。
ついでに3月23日は、山羊の出産の瞬間にも遭遇。あまりにも突然すぎて撮影し忘れちゃったけど。
3月27日、今朝も双子のヤギが生まれたそうです。
黒山羊なんかいらない!って思ってたけど、どうも、このいたずら小僧な黒山羊は双子DNAを持っているのかも?
いろいろめんどくさい調整をしなきゃいけなかったり、エサ代だの家畜医療費だと委託遊牧民への給与だの、借りた家畜小屋の賃料支払(これも急に請求されました。アーびっくり(^_^;))だの、出費や負担も普通に都会生活を送るとき以上に大きい兼業遊牧生活ですが、この春の出産シーズンを迎えると、「家畜飼っててよかったなぁ」と春の訪れとをしみじみ感じることができるのです。
今週末はお天気さえよければ、山羊三昧になる予定です。
久々にKiss Xに登場いただき、じっくり家畜と向き合いたいです。

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モンゴル語通訳・翻訳・エコツーリズム普及仕掛け人兼業遊牧民です。
ウランバートルや「草原の我が家」にもようやく春が訪れました。
というか「春」の訪れは突然でした。
冬営地は今年はトゥックンさんというカワイイ名前のカザフ人のおじさんの家畜小屋を拝借していたのですが・・・天候やこちらの都合で春の移動をするまで使えると思いきや、いきなり、先週の水曜日(3月19日)に「人のところに預けている自分の羊と山羊の出産をこっちでやることになったので、出て行ってほしい」と言われました。なんでも500-600頭くらいが一気に押し寄せてくるようです。
遊牧民はモンゴル人に限らず、カザフ人も、いつも作業は「突然」です。
お借りしているところなので、こちらが出せる答えは「ザー」(はい)以外はありません。
なので先週日曜日に、エコツーリズム学科の教え子で卒業後は弊社でエコツアー実践修行スタッフとなる3人組+その幼馴染を動員して、引っ越し作業をしてきました。
引っ越しというか、「立つ鳥、跡を濁さず」作戦といいましょうか・・・。
この肉体労働は私も実は本気でやったのは初めてでした。
結構、面白かったので、また別記事でご紹介します。
前ふり長い!!
なので、あとはもう春の楽しみをおすそ分けです。
今年、我が家はなぜか、山羊の双子出産が多いです。
毎週2-3組ずつ双子が生まれています。
本来、山羊の種付けは、11月半ばで、出産は4月半ばを予定していたのですが、どうも、去勢しそこなっていた黒い子ヤギがせっせと晩夏か初秋に「のっかって」種付けしていた模様。
「山羊の双子は縁起がよい」とモンゴルでは歓迎されますし、よかったよかったと素直に喜んでおきましょう。
あれこれ写真を撮ろうとしたのですが、先に出産子育て中の牛の親子シャルガとホワイトラブとは違って、山羊ってとにかくちょこまか動き回るので撮影しづらい!
おまけに双子は皆黒山羊さんで、重なってしまうと何が何だかわからん(^_^;)
アングルがへタレな感じだけど、やっと双子な感じで撮れました(^_^;)
子ヤギだけでなく子羊も20頭ばかし生まれていました。
手前の白いふわふわした毛が浮き出ているヤギも双子のお母さん。
このふわふわがカシミアです。今週末、第1弾のカシミア採り作業をやる予定です。
ついでに3月23日は、山羊の出産の瞬間にも遭遇。あまりにも突然すぎて撮影し忘れちゃったけど。
3月27日、今朝も双子のヤギが生まれたそうです。
黒山羊なんかいらない!って思ってたけど、どうも、このいたずら小僧な黒山羊は双子DNAを持っているのかも?
いろいろめんどくさい調整をしなきゃいけなかったり、エサ代だの家畜医療費だと委託遊牧民への給与だの、借りた家畜小屋の賃料支払(これも急に請求されました。アーびっくり(^_^;))だの、出費や負担も普通に都会生活を送るとき以上に大きい兼業遊牧生活ですが、この春の出産シーズンを迎えると、「家畜飼っててよかったなぁ」と春の訪れとをしみじみ感じることができるのです。
今週末はお天気さえよければ、山羊三昧になる予定です。
久々にKiss Xに登場いただき、じっくり家畜と向き合いたいです。

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